フリーターの方でもリクルートエージェントは利用できます。登録に年齢・学歴・キャリアの制限はありません。
ただし、リクルートエージェントは求人数の多い総合型のサービスで、フリーター専用ではありません。求人の中心は正社員経験のある人向けなので、正社員経験がない20代フリーターは、紹介してもらえる求人が少なくなる可能性があります。
この記事では、20代フリーターがリクルートエージェントを使うべきかどうかを、評判・メリット・デメリット・登録から内定までの流れ・他社との併用方法まで、順番に解説します。
この記事でわかること
- フリーターでもリクルートエージェントを使えるのか
- 結論:20代フリーターは登録すべきか
- 良い評判・悪い評判と、その対処法
- 登録から内定までの流れと、面談で聞かれること
- フリーター特化型エージェントとの併用のしかた
- 登録前によくある疑問(FAQ)
結論:20代フリーターはリクルートエージェントに登録すべき?
結論から言うと、「フリーター特化型エージェントと併用する前提なら、登録して損はない」と考えています。
- 登録するメリットが大きい人:求人の選択肢を広げたい人、契約社員・派遣などバイト以外の職歴がある人、職種を絞らず相談したい人
- 先に特化型を使った方がいい人:履歴書の書き方や面接の基本から手厚く教わりたい人、正社員経験もバイト以外の職歴もまったくない人
理由はシンプルで、リクルートエージェントは求人数が多い一方、フリーターに特化したサポート体制のサービスではないからです。「求人の母数を増やす役」としてリクルートエージェント、「サポートの手厚さを担う役」として特化型という分け方が、失敗しにくい使い方です。
リクルートエージェントとは?基本情報
リクルートエージェントは、リクルートグループが運営する総合型の転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが、求人紹介・応募書類の添削・面接対策・条件交渉までを無料でサポートします。
| 対応エリア | 全国 |
|---|---|
| サポート期間 | 原則、面談から3か月 |
| 対応職種 | 営業・販売、事務、IT・エンジニア、マーケティング、企画、医療・医薬など幅広い |
「誰でも登録できる」総合型であり、求人の大半が正社員経験者向けである点が、フリーターにとってのポイントです。
リクルートエージェントが向いている人・向いていない人
向いている人
- 正社員経験は少ないが、求人の選択肢をできるだけ広げたい人
- 契約社員や派遣など、アルバイト以外の職歴がある人
- 職種や業界を絞らず、幅広く相談したい人
- 他のエージェントと併用して、求人を比較したい人
- 就職・転職活動を3か月程度で進めたい人
他のサービスの方が合いやすい人
- 履歴書の書き方や面接の基本から、時間をかけて手厚く支援してほしい人:若年層・未経験に特化したエージェントの方が合う場合があります
- 連絡や選考のペースを、自分で細かくコントロールしたい人:担当者とのやり取りが多くなります
- ゆっくり時間をかけて活動したい人:サポート期間が原則3か月のため、まだ動き出す前の段階では向きません
リクルートエージェントの評判・口コミ
各種の比較メディアやアンケートでよく見られる評判の傾向を、良い点・悪い点に分けて整理します。
良い評判
- 求人数が多く、選択肢が広がった:「最初は希望職種が定まっていなかったが、面談で方向性が見つかった」という声が多い
- アプリで求人確認・応募ができて効率的:スキマ時間で進められるという評価
- 書類添削や面接対策を受けられた:職務経歴書の書き方や面接での伝え方を客観的に助言してもらえたという声
- 企業とのやり取りを任せられた:面接日程の調整や、内定後の条件交渉を代行してくれる
悪い評判
- 担当者の対応が事務的:1人のアドバイザーが担当する求職者の数が多く、カウンセリングに割ける時間が限られるという指摘がある
- ミスマッチな求人を紹介された:希望と合わない求人が届いたという声
- 連絡が多い・しつこい:電話・メールの頻度に不満を感じる人もいる
- サポートが薄い:手取り足取りの支援を期待すると物足りないという声
悪い評判の多くは「連絡の多さ」「対応の事務的さ」に集中していて、「求人の質」に対する不満は相対的に少ない傾向です。この評判は、そのまま「フリーターが使うときの注意点」につながります。次の章で対処法を解説します。
フリーターがリクルートエージェントを使う5つのメリット
1. 求人数が業界トップクラスに多い
求人の母数が大きいため、フリーター向けの求人が全体の中では少なくても、実数として見つかりやすくなります。業界・職種も幅広く、営業・販売、事務、IT、企画などから選べます。
2. 専任のキャリアアドバイザーに相談できる
経験・希望に合う求人の紹介、キャリアの棚卸し、応募書類の添削、面接のアドバイスを無料で受けられます。自分では気づかなかった強みや適職を、客観的な視点から教えてもらえる点は、経験に自信がないフリーターにとって大きな価値です。
3. 面接対策のセミナーやツールが用意されている
面接を突破するためのノウハウを学べる「面接力向上セミナー」があります。「面接で何を話せばいいか分からない」という状態から始める人には有効です。
4. 企業の内部情報を教えてもらえる
求人紹介の際に、企業の風土や職場環境など、エージェントしか知らない情報が共有されます。入社後のミスマッチを減らす助けになります。
5. 面接日程の調整や、内定後の条件交渉まで任せられる
応募企業との面接日程の調整、年収・入社日などの条件交渉、退職手続きの相談まで、一貫してサポートを受けられます。バイトのシフトと就活を両立させたいフリーターにとって、日程調整を任せられる点は実用的です。
リクルートエージェントの悪い評判・デメリット
フリーターの方が利用する場合に、特に知っておきたい点をまとめます。
1. フリーター専用のサービスではない
リクルートエージェントは、幅広い年代・職種の転職希望者を対象にした総合型です。求人数が多い反面、その中で未経験・正社員経験なしで応募できる求人がどの程度あるかは、人によって異なります。
2. 経歴によっては求人紹介が少なく感じる場合がある
正社員経験がない場合、応募できる求人が限られ、紹介数が少なく感じることがあります。企業が求める条件に合わない場合は、応募前の段階で見送りになるケースもあります。
3. 取り扱いの少ない求人・ない求人がある
次のような求人は、リクルートエージェントでは取り扱いが少ないとされています。
- 理容師・美容師・エステティシャン・調理・ホテル接客・ビル管理人・旅行添乗員などのサービス系の職業
また、一般派遣の登録募集、建設・港湾運送業務、船員の求人は取り扱いがありません。詳細は公式サイトの注意事項ページで確認してください。
接客・販売・飲食などのバイト経験を活かして同業種の正社員を目指したい場合は、希望職種によっては他のサービスの方が求人が見つかりやすい可能性があります。
4. サポート期間が原則3か月と限られている
サービス提供期間は、面談から原則3か月です。紹介できる求人がない状態や、就職への意欲が低いと見られる状態で3か月が経つと、求人紹介や面接のアドバイスなどのサポートが受けられなくなります。書類選考中・面接の結果待ちなどの状況によっては、期間が延長される場合もあります。
そのため、「まだ迷っている」段階ではなく、本格的に動き出す時期に登録するのがおすすめです。
5. 担当者によって対応に差がある
転職エージェント全般に言えることですが、担当者との相性でサポートの満足度は変わります。合わないと感じたときは、担当者の変更を相談するか、他のエージェントとの併用を検討しましょう。
6. 連絡が多いと感じる場合がある
求人紹介や選考の連絡が、電話やメールで入ることがあります。連絡手段や頻度の希望は、初回の面談で伝えておくと安心です。
デメリットへの対処法:「フリーター・正社員経験なしであることを最初に伝える」「若年層・未経験に強いエージェントと併用する」「希望条件を絞りすぎない」の3つを意識すると、ミスマッチを減らせます。
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「就職Shop」との関係は?フリーター向けの支援はどうなった?
『就職Shop』は、アルバイト・フリーター・契約社員の方や、第二新卒・既卒など、正社員経験がない、または少ない方を主な対象に、リクルートが運営してきた就職支援サービスです。紹介する求人は書類選考なしで応募でき、面接準備のサポートを受けられる点が特徴でした。
リクルートは2024年6月に、リクルートエージェント内に「エントリーキャリア」の支援に特化した専門部署を立ち上げると発表しました。就職Shopなどで培った支援のノウハウを集約する内容です。就職Shopの既存利用者へのサポートは、2024年12月26日まで継続されました。
注意したい点:「就職Shopが統合された」ことは公式に発表されていますが、専門部署の対象年齢、面談方法、書類選考なしの求人が引き継がれているかどうかは、公式発表だけでは分かりません。就職Shopと同じ内容を期待して登録すると、ギャップを感じる可能性があります。
出典:株式会社リクルート「『リクルートエージェント』エントリーキャリア支援に特化した専門部署立ち上げ」(2024年6月10日)
登録から内定までの流れ
リクルートエージェントの利用は、次の6ステップで進みます。
STEP1:会員登録
公式サイトの申込みフォームに、「転職希望時期」「希望勤務地」「直近の年収」「メールアドレス」などを入力します。利用規約とプライバシーポリシーに同意すると本人確認メールが届くので、記載のURLからプロフィール入力画面に進みます。URLの有効期限は10分なので、届いたらすぐ開きましょう。プロフィール画面では、氏名・生年月日・最終学歴などを入力して完了です。
フリーターの場合、「直近の年収」はアルバイト収入をそのまま入力して問題ありません。
STEP2:キャリアアドバイザーとの面談
登録後、キャリアアドバイザーとの面談日程を調整します。面談では、キャリアの棚卸し、転職の目的・希望条件の確認、方向性の整理を行います。
STEP3:求人紹介
面談で明確になった方向性をもとに、アドバイザーが求人を紹介します。フリーターの場合は、希望条件を絞りすぎると紹介数が極端に少なくなるため、勤務地・職種・年収は広めに設定するのがコツです。
STEP4:応募書類の添削・面接対策
応募企業が決まったら、応募書類の添削と面接対策を受けます。職歴が少ない場合は、バイトでの経験や実績をどう書くかを相談しましょう。
STEP5:面接
面接の日程は、アドバイザーが企業と調整してくれます。不採用になった場合は、企業から伝えられた理由をフィードバックしてもらえるので、次の面接に活かせます。
STEP6:内定後
年収・待遇の交渉、入社日の調整、退職手続きや引き継ぎの相談まで、内定後もサポートを受けられます。
サポート期間は原則3か月
面談から3か月が目安です。この期間から逆算して、「いつまでに内定を取りたいか」を決めてから登録すると、無駄なく使えます。
初回面談で聞かれること・伝えておくべきこと
よく聞かれること
- これまでの職歴(アルバイトの内容・期間・役割)
- フリーターを続けている理由、正社員を目指すきっかけ
- 希望する職種・業界・勤務地・年収
- 就職(転職)したい時期
面談で伝えておくべきこと
- フリーターで、正社員経験がないこと:最初に伝えた方が、経歴に合う求人を探してもらえます
- 就職したい時期を具体的に:アドバイザーは複数の求職者を担当しているため、意欲の高い人が優先されやすいと言われます。「〇月までに決めたい」と具体的に答えましょう
- 連絡手段と頻度の希望:メール中心、電話は平日夜のみなど、あらかじめ伝えておくとストレスが減ります
- バイトのシフト:面接可能な曜日・時間帯を伝えておくと、日程調整がスムーズです
意欲を見せる3つのポイント
- 転職(就職)時期を最短の日程で答える
- アドバイザーからの連絡には、なるべく早く返信する
- 求人を紹介されたら、応募しない場合も理由を伝える
フリーターにおすすめの特化型エージェントと併用しよう
リクルートエージェントは、正社員経験者向けの求人が中心です。正社員未経験・既卒・フリーターの場合は、フリーター・未経験に特化したエージェントとの併用で、紹介してもらえる求人の母数を増やし、サポートの手厚さも補えます。
特に相性がよい3社は次のとおりです。
ハタラクティブ
フリーターや正社員未経験者向けの求人がそろい、面接対策を受けられるエージェントです。まずは特化型を1社使ってみたい人の第一候補になります。
就職カレッジ
書類選考なしで応募でき、無料の就職講座で就活の準備ができます。ビジネスマナーや面接の基本から学び直したい人に向いています。
UZUZ
就職サポートとキャリア教育を通じて、マッチングの精度を高めるエージェントです。じっくり相談しながら進めたい人に向いています。
リクルートエージェントと特化型の比較
| リクルートエージェント | ハタラクティブ | 就職カレッジ | UZUZ | |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | 総合型 | フリーター・未経験特化 | フリーター・未経験特化 | 20代の若年層・未経験特化 |
| 求人の量 | ◎ 業界トップクラス | △〜○ | △〜○ | △〜○ |
| 未経験・フリーター向け求人 | △ 少なめ | ◎ | ◎ | ◎ |
| サポートの手厚さ | △〜○ 担当者次第 | ○〜◎ | ◎ 講座あり | ◎ |
| 特徴 | 求人の母数が大きい | 面接対策あり | 書類選考なし・無料講座 | キャリア教育・マッチング精度 |
併用するときの進め方
- 特化型を1社+リクルートエージェントの2〜3社に、同時期に登録する
- 特化型で「面接や書類の基本」を固めつつ、リクルートエージェントで「選択肢を広げる」
- 紹介された求人を比べ、応募先を絞る
- リクルートエージェントのサポート期間(3か月)を見て、優先順位を調整する
👉 関連記事:20代フリーターの就職活動におすすめの転職エージェント一覧
転職サイトを併用するのもおすすめ
転職サイトは、自分で求人を探して好きなタイミングで応募できます。エージェントの連絡を待つ間に、サイトで気になる求人へ応募するといった使い方ができ、エージェントとの併用に向いています。
リクルートエージェントのよくある質問(FAQ)
Q1. 正社員経験がなくても、リクルートエージェントに登録できますか?
登録できます。公式サイトのヘルプでも、正社員としての就業経験がない方が利用できる旨が案内されています(出典:ヘルプ |リクルートエージェント)。
ただし、登録できることと、希望に合う求人を多く紹介してもらえることは別です。経歴によっては紹介できる求人が限られる場合があるため、若年層・未経験に強いエージェントとの併用もおすすめです。
Q2. 「就職Shop」はなくなったのですか?リクルートエージェントとの違いは?
就職Shopの既存利用者へのサポートは、2024年12月26日で終了しました。就職Shopのノウハウは、リクルートエージェント内の専門部署に集約されています。
Q3. 正社員経験がないと、断られることはありますか?
経歴や希望条件によっては、紹介できる求人が少ない、または紹介が難しいと言われる可能性はあります。断られた場合や、紹介が少ないと感じた場合は、若年層・未経験に強い他のエージェントとの併用がおすすめです。
Q4. 書類選考なしで応募できる求人はありますか?
就職Shopでは、紹介する求人への応募に書類選考がありませんでした。一般的な求人では、キャリアシートや職務経歴書の提出が必要です。書類選考なしの求人を探したい場合は、就職カレッジのようなサービスも比較してみてください。
Q5. 利用料金はかかりますか?
求職者の利用料は無料です。転職エージェントは、採用が決まった企業が紹介手数料を支払う仕組みで運営されています。
Q6. しつこく連絡が来たり、無理に入社を勧められたりしませんか?
連絡の頻度は担当者や状況によって異なります。入社するかどうかを決めるのは本人ですので、迷っているときは「検討中です」とはっきり伝えましょう。連絡手段や頻度の希望も、初回面談で伝えておくと安心です。
Q7. ハタラクティブなど、他のエージェントと併用してもいいですか?
併用して問題ありません。リクルートエージェントは求人数の多さ、若年層・未経験に特化したエージェントはサポートの手厚さという、それぞれの強みがあります。2〜3社に登録して比較するのが一般的です。
👉 関連記事:ハタラクティブの評判・口コミ
Q8. 30代になっても利用できますか?
登録に年齢の制限はありません。ただし、この記事は20代のフリーターを想定して書いています。年齢が上がるほど求められる経験が増える傾向があるため、早めに動く方が選択肢は広がります。
Q9. サポート期間の3か月が過ぎたらどうなりますか?
サービス提供期間は原則、面談から3か月です。書類選考中・面接の結果待ちなど、状況によっては延長される場合があります。
Q10. 担当者と合わない場合はどうすればいいですか?
担当者の変更を相談できる場合があります。それでも合わないと感じるときは、他のエージェントとの併用や乗り換えも選択肢です。
以下のまとめ記事では、フリーターの就職に定評のあるエージェントを厳選して比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。
👉 関連記事:20代フリーターの就職活動におすすめの転職エージェント一覧
まとめ:求人の選択肢を広げたい20代フリーターは、まず相談から
- リクルートエージェントは、就職Shopのノウハウを集約した専門部署を持つ、フリーターも検討できる総合型エージェント
- 正社員経験のないフリーターは、紹介される求人が少なくなる可能性がある
- サポート期間は原則3か月。本格的に動き出す時期に登録する
- 専門部署の詳しい支援内容や対象は、登録時に必ず確認する
- 手厚いサポートを求める場合は、ハタラクティブ・就職カレッジ・UZUZなど若年層特化のエージェントとの併用がおすすめ
利用は無料です。「フリーターでも使えるか」と迷っている場合も、登録して相談してみることで、自分に合う求人が見えてきます。
利用料無料/登録後に担当者から連絡が入ります

