ホストから転職を考える理由は人それぞれですが、転職活動に関しては同じような悩みを持っていることが多いです。
「履歴書が通らず面接へ進めない…」
「どんな企業に応募したらいいか分からない…」
「もしかして夜職を続けるしかないのかな…」
ホストから昼職への転職は前例が沢山あります。これまでの職歴がホストクラブしかない人でも20代なら正社員の椅子は空いていますし、30代でも上手くアピールすれば採用されます。
このページでは、ホストからの転職のコツとエージェントの活用方法を紹介します。
ホストクラブの経歴は評価されることが多い
履歴書・職務経歴書にホストクラブを書くかどうかは悩ましいですよね。
- 男女問わず水商売の経歴はマイナスにしかならない
- ホストクラブの仕事内容は飲食業・接客業と濁さなければいけない
これ、どちらも嘘です。
営業職についてはホストクラブの経歴を評価するケースが多いです。わたしは過去に不動産会社2社で働いていましたが、どちらも元ホストの経歴を持つ営業マンが採用されていましたし、しっかり実績を残して昇進した方もいます。
もっとも女性のキャバクラや風俗に関しては「うぬぬ…」という顔をする採用担当者も多いです。しかしホストクラブに関しては、書類審査で高い興味を持って面接へ呼ぶ経営者が少なくありません。
もしも書類審査で不採用になってしまうなら、転職エージェントを利用して転職活動していくことをおすすめします。
就職shopは書類選考なしで面接へ進める求人が多いですし、ハタラクティブは元ホストの転職支援実績を公式サイト内でもアピールしています。
ホストならではの強みは?
ホストならではの強みは色々ありますが、代表的なものを6つあげてみました。
- コミュニケーション能力が高い
- お酒の知識がある
- 夜職の人達の悩みに関する知識が多い
- 大きな金額の商材を扱うのにビビらない
- 相手の肩書(有名企業や高学歴)に対して気後れしない
- 個人客向けの営業が強い
特に強いなと感じるのが太文字にしている3点です。個人客向けに数十万~数千万円の商材を販売する営業は向いているでしょう。(不動産業界・保険業界など)
もちろん、あなたという一人に人間にしかない強みもあります。自己分析をしてアピールポイントを探していきましょう。
元ホストが活躍できるおすすめの職種
1.営業職
営業は絶対にコミュニケーション能力が必要な職種です。最近はお酒が飲めない人でも採用されますから、お酒の飲み過ぎで体を壊した人でもなんの問題もありません。
営業職には法人営業と個人営業がありますが、個人営業の方が採用されやすい傾向はあります。
エステ・マッサージなどの美容業界を目指したり、お酒の知識を活かして酒の卸売業者へ転職する人もいます。
2.販売・サービス
家具やホームセンターなどの販売の仕事です。
接客能力の高さがそのまま活かせるので、もっとも取り組みやすいでしょう。
3.一般事務・営業アシスタント
社内での同僚のサポートをする仕事です。
事務職といえば女性のイメージが強いかもしれませんが、女性でなければ事務職になれないなんてことはありません。男性でも十分に活躍できる場がありますし、男性向けの商材を扱っている会社は男性の事務員が多いです。
書類審査が厳しいなら転職エージェントをおすすめします
「ホストの経歴を書いてるから不採用になるのでは…」
「職務経歴書はどういうアピールすればいいんだろう」
こんな悩みがあるなら、転職エージェントを利用して転職活動していくことをおすすめします。
エージェントとは、求人企業と求職者のマッチングを行っている会社です。次のような支援を受けられます。
- キャリアカウンセリング(求職者の強みや弱みを一緒に見つけていく)
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策(模擬面接もあり)
- 企業の紹介
- 面接日程の調整
- 入社日程の調整・給与交渉
書類審査なしで面接へ進めるケースも多いです。エージェントのキャリアアドバイザーが、採用担当者にあなたの経歴や強みを伝えてくれます。
あなたが元ホストだと分かった上で面接が行われるので、自分一人で企業を探して応募するよりも高確率で内定を取れるようになります。