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「トラックって免許が大変そう」「きつそうで、未経験の自分には無理かも」と感じているフリーターの方も多いのではないでしょうか。
トラックドライバーは、未経験者を募集する会社があり、入社後に免許の取得を支援する会社もあります。ただし、運転するトラックの大きさ、運行の種類(近距離か長距離か)、雇用形態によって、必要な免許も働き方も大きく変わります。
この記事では、未経験の20代・30代のフリーターに向けて、トラックドライバーの免許、仕事内容、きつい点、求人の選び方をまとめました。
結論:フリーターから未経験でトラックドライバーを目指すことは可能です。ただし、応募の前に必要な免許、運行の種類、雇用形態を確認しましょう。
ドライバー職全体を比べたい方は、フリーターからドライバー正社員は可能かもあわせてご覧ください。
フリーターからトラックドライバーは目指せる?
目指せます。トラックドライバーは人手不足が続いている業界とされ、未経験者を採用して育てる会社もあります。
20代・30代は、体力があり、長く働いてくれる人として期待されやすい年代です。また、入社後に必要な免許を取らせてもらえる制度を用意している会社もあります。
ただし、「未経験歓迎」の中身は会社によって違います。免許が必要な求人も多いため、応募前に条件を確認しましょう。
トラックの種類と必要な免許
トラックを運転するには、車両の大きさに合った免許が必要です。
| 免許 | 運転できる車両の目安 | トラックの例 |
|---|---|---|
| 普通免許 | 車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満 | 軽トラック、小型トラック(1〜2トン車) |
| 準中型免許 | 車両総重量7.5トン未満、最大積載量4.5トン未満 | 2〜3トン車、4トン車の一部 |
| 中型免許 | 車両総重量11トン未満、最大積載量6.5トン未満 | 4トン車 |
| 大型免許 | 中型の範囲を超える車両 | 10トン車、トレーラーの一部 |
※免許の区分は、取得した時期によって運転できる範囲が違います。自分の免許で運転できる車両は、免許証の条件欄などで確認してください。最新の条件は、警察庁や教習所の公式情報で確認してください。
免許の取得条件
免許の種類によって、取得できる年齢や、必要な運転経験が決まっています。たとえば、中型免許や大型免許には、普通免許などを取得してから一定期間の経験が必要です。
普通免許を取って間もない人は、条件を満たす時期まで、小型のトラックから経験を積む方法もあります。
免許がない・足りない場合は?
トラック運転手の求人には、入社後に免許の取得を支援する制度を設けている会社があります。会社が教習費用を負担してくれる場合もあります。
ただし、条件は会社ごとに違います。次の点を、応募前に確認しましょう。
- 費用を、全額負担してくれるか、一部か
- 一定期間働かないと、費用の返還が必要になるか
- 免許を取るまでの期間は、どんな仕事をするか
- 免許を取るための勤務時間や休みは、配慮されるか
免許の取得条件は、警察庁や教習所の公式情報で、最新の内容を確認してください。
トラックドライバーの仕事の種類
同じトラックドライバーでも、運行の種類によって働き方は大きく違います。
| 種類 | 仕事内容 | 泊まりの有無 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ルート配送 | 決まった取引先に、定期的に荷物を届ける | ほぼなし | 決まった流れで、コツコツ働きたい人 |
| 地場配送(近距離) | 同じ地域内で、複数の荷物を運ぶ | ほぼなし | 毎日家に帰りたい人 |
| 長距離輸送 | 県をまたいで、遠くまで荷物を運ぶ | あり | 運転が好きで、一人の時間が苦にならない人 |
| チャーター便 | 企業の依頼に合わせて、荷物を運ぶ | 会社による | 運転に慣れてから、幅を広げたい人 |
| 引っ越し・特殊輸送など | 荷物の種類に合わせた運搬 | 会社による | 体力に自信があり、専門性を身につけたい人 |
※内容は会社や求人によって異なります。
未経験者は、近距離のルート配送や地場配送から始める会社が多いとされています。
宅配や企業配送の違いや、雇用形態の見分け方は、フリーターが未経験から配送ドライバーの正社員になるにはで解説しています。
トラックドライバーの1日の流れ(例)
会社や運行の種類によって違います。ルート配送の一例です。
- 出社・点呼:体調や車両の状態を確認する
- 荷物の積み込み:荷物を確認して、車に積む
- 運転・配送:決められたルートで、荷物を届ける
- 荷降ろし:荷物を降ろし、納品の確認をする
- 帰社・報告:運転日報を記入し、翌日の準備をする
荷物の積み下ろしを、ドライバー自身が行う会社(手積み・手降ろし)と、フォークリフトなどで別の担当者が行う会社があります。体力面の負担が違うため、求人で確認しましょう。
トラックドライバーのきつい点・デメリット
- 運転時間が長い:長時間の運転で、疲れがたまりやすい仕事です。
- 早朝・深夜の勤務がある:運行によっては、出発が早朝や夜間になります。
- 荷役の体力負担:荷物の積み下ろしがある会社では、重い荷物を扱います。
- 拘束時間が長くなりやすい:荷待ちや渋滞で、勤務が長引く場合があります。
- 事故のリスクと責任:安全運転への高い意識が求められます。
トラックドライバーには、2024年から時間外労働の上限規制が適用されています。拘束時間や休息時間にも、ルールが定められています。ただし、実際の働き方は会社によって違うため、残業時間の目安と、休日数を応募前に確認しましょう。
「正社員」かどうかを確認しよう
トラックの求人でも、会社に雇われる正社員ではなく、業務委託(個人事業主)として働く形の募集がある場合があります。
業務委託では、社会保険や賞与、有給休暇などの待遇が、正社員とは異なります。正社員を希望する場合は、求人票の「雇用形態」を確認し、少しでも不安があれば、面接で聞きましょう。
雇用形態の違いや見分け方は、配送ドライバーの記事でも詳しく解説しています。
収入と待遇の見方
トラックドライバーの収入は、車両の大きさ、運行の種類、会社によって大きく違います。
求人を見るときは、月給の金額だけでなく、次の点を確認しましょう。
- 基本給がいくらか:手当や残業代を除いた金額
- 固定残業代の有無:月給に含まれる残業の時間数と金額
- 歩合の割合:運行の距離や件数で、収入が変わるか
- 賞与・各種手当:無事故手当、資格手当、長距離手当など
向いている人・向いていない人
向いている人
- 運転が好きで、一人で黙々と働くのが苦にならない
- 体を動かす仕事のほうが、デスクワークより合っている
- 免許を取って、手に職をつけたい
- 収入を上げて、社会保険のある正社員になりたい
向いていない人
- 長時間の運転や、荷物の積み下ろしがつらい
- 毎日、決まった時間に帰宅したい(運行によっては、不規則になる)
- 人と関わる時間が長い仕事のほうが、モチベーションが上がる
求人選びのチェックリスト
- 雇用形態は、正社員か
- 必要な免許と、免許取得支援の条件
- 運転する車両の大きさと、AT・MTの別
- 運行の種類(ルート配送、地場、長距離など)と、泊まりの頻度
- 荷役(積み下ろし)の有無と、荷物の重さ
- 勤務時間と、残業の目安
- 年間休日数
- 固定残業代の有無と内訳
- 未経験者向けの研修(同乗研修など)があるか
- 社会保険の加入
他のドライバー職と比べると?
| 職種 | 必要な免許 | 特徴 |
|---|---|---|
| トラック | 準中型・中型・大型など | 近距離から長距離まで幅広い。荷役の有無で体力面の負担が違う |
| 配送 | 普通免許が中心(車両による) | 未経験歓迎が多い。雇用形態の確認が必要 |
| タクシー | 普通二種免許 | 入社後に免許取得を支援する会社がある。給与は歩合の比率が高い会社が多い |
| バス | 大型二種免許 | 路線バス、観光バスなど |
タクシー・配送・バスを含めた比較は、フリーターからドライバー正社員は可能かで解説しています。配送との違いは配送ドライバーの記事、タクシーとの違いはフリーターからタクシー運転手への就職がおすすめな理由も参考にしてください。
よくある質問
Q. 未経験でも、トラックドライバーの正社員になれますか?
A. 未経験者を募集する求人はあります。ただし、必要な免許や条件は求人ごとに違うため、応募前に確認しましょう。
Q. 普通免許しかありません。応募できますか?
A. 小型のトラックなら、普通免許で応募できる求人があります。大きなトラックは、準中型や中型などの免許が必要です。
Q. 免許は、入社後に取れますか?
A. 免許の取得を支援する会社はあります。ただし、費用負担の条件(一定期間の勤務が必要など)が、会社ごとに違います。
Q. AT限定の免許でも、トラックに乗れますか?
A. AT車のトラックもありますが、MT車が使われる会社もあります。求人票や面談で確認してください。
Q. 女性でも、トラックドライバーになれますか?
A. 女性が活躍している会社もあります。荷役の有無や、運行の種類などの条件は、求人ごとに確認してください。
Q. 長距離と近距離、未経験ならどちらがいいですか?
A. 未経験者は、近距離のルート配送や地場配送から始める会社が多いとされています。毎日家に帰れるかどうかも、選ぶ基準になります。
まとめ
フリーターが未経験からトラックドライバーを目指すことは、十分に現実的な選択肢です。ただし、車両の大きさや運行の種類によって、必要な免許、働き方、収入が大きく変わります。
- 必要な免許は、運転するトラックの大きさで決まる
- 免許取得支援の有無と、費用負担の条件は、必ず確認する
- 運行の種類(近距離か長距離か)と、雇用形態を確認してから応募する
職種に迷う場合は、まずフリーターからドライバー正社員は可能かから確認してみてください。トラックに絞って探す場合は、免許と運行の種類を整理したうえで、エージェントに相談するとスムーズです。


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