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ドライバー職フリーターの就職

フリーターからバス運転手になるには?未経験の20代・30代向けに免許取得支援と仕事内容を解説

ドライバー職

「バスの運転手って、大型の二種免許が必要で大変そう」「未経験のフリーターには、無理かも」と感じていませんか。

実は、バス業界は運転手の確保に力を入れていて、入社後に大型二種免許の取得を会社が支援する制度を設けているバス会社があります。免許がなくても、未経験から目指せる道があります。

ただし、支援の中身は会社によって違います。この記事では、未経験の20代・30代のフリーターに向けて、バス運転手の種類、免許の取得条件、支援制度の確認ポイント、きつい点までをまとめました。

結論:フリーターから未経験でバス運転手を目指すことは可能です。ただし、応募の前に免許取得支援の条件(費用負担、返済の有無、勤続年数)と雇用形態を必ず確認してください。

ドライバー職全体を比べたい方は、フリーターからドライバー正社員は可能かもあわせてご覧ください。

フリーターからバス運転手は目指せる?

目指せます。バス業界は運転手の不足が課題となっていて、未経験者を採用し、入社後に免許を取らせて育てる会社が増えています。

大型二種免許を持つ人は年齢が高めの傾向があるとされ、バス会社は若い世代の運転手を求めています。20代・30代は、長く働いてくれる人として期待されやすい年代です。

通常、バス会社の採用では、大型二種免許の保有が条件になることが多いです。そのため、免許がなくても応募できる「養成制度」のある会社を選ぶことが、未経験者にとって大切なポイントになります。

バス運転手の種類(路線・観光・送迎)

ひとことでバス運転手と言っても、運転するバスの種類によって、働き方は大きく違います。

種類 仕事内容 勤務の特徴 向いている人
路線バス 決まった路線を、ダイヤに沿って運行する。高速バスは長距離を運行する シフト制が中心。早朝・夜間の勤務がある。毎日の運行パターンが決まっている 決まった流れで働きたい人。接客も苦にならない人
観光バス(貸切バス) 団体旅行や遠足などで、お客さんを目的地まで運ぶ 運行日や行き先によって勤務が変わる。泊まりの運行がある場合もある 運転が好きで、いろいろな場所に行ってみたい人
送迎バス 学校、施設、企業などの送迎を行う 決まった時間帯の勤務が多い。雇用形態は契約社員やパートの場合もある 決まった時間に働きたい人

※内容は会社や求人によって異なります。

送迎バスは、免許の区分に注意

送迎バスでは、運行の形態や使う車両によって、必要な免許が違います。大型バスのほか、マイクロバスなどを使う場合もあり、二種免許が必要かどうかも変わります。

「バス運転手」と書かれた求人でも、応募条件の免許の区分と雇用形態は、必ず確認してください。

必要な免許と取得条件

路線バスや観光バスなど、お客さんを乗せて運ぶバスの運転には、大型自動車第二種免許(大型二種免許)が必要です。

取得の条件

一般的な条件は、次のとおりです。

  • 試験を受ける日に、21歳以上であること
  • 普通免許・準中型免許・大型特殊免許のいずれかの免許期間が、通算して3年以上あること

特例教習で、早く受験できる場合がある

「受験資格特例教習」という制度を受けると、年齢や経験年数の条件が緩和されます。バス会社の募集でも、19歳以上で、普通免許の取得後1年以上を応募の条件にしている例があります。

普通免許を取って間もない20代前半の人も、条件を満たせば、早めにバス運転手を目指せる可能性があります。ただし、特例教習は、受ける時間や費用がかかる場合があります。教習所や、応募先のバス会社に確認しましょう。

免許取得支援制度とは?

バス運転手を目指す未経験者にとって、一番大事なのが「免許取得支援制度(養成制度)」です。

養成制度の仕組み

養成制度は、入社してから、大型二種免許をバス会社の支援で取得し、運転手としてデビューする仕組みです。免許を持っていなくても応募でき、費用の負担が軽くなります。

大型二種免許の取得には、教習所に通う費用がかかります。費用は教習所によって違うので、最新の金額は教習所の公式情報で確認しましょう。

支援の形は、会社によって違う

支援の仕組みは、大きく次のようなタイプがあります。

タイプ 内容 確認したい点
全額会社負担 教習費用を、会社が全額負担する 一定期間の勤務が条件になっていないか
貸与(立て替え)+報奨金など 費用を会社が一時的に立て替え、働きながら毎月返済する。一定期間勤めると、報奨金などで負担が軽くなる場合がある 返済の金額・期間、報奨金の条件
一部補助 費用の一部を、会社が補助する 自己負担がいくらか

※実際の制度は、会社ごとに異なります。

応募前に確認したいこと

  • 費用の負担:全額か、一部か。自己負担はいくらか
  • 返済や返還:途中で辞めた場合、費用を返す必要があるか
  • 勤続年数の条件:何年勤めると、返済が免除されたり、報奨金が出たりするか
  • 免許を取るまでの身分と給与:養成期間中は、どんな雇用形態で、いくらもらえるか
  • 試験に落ちた場合:再受験の費用や、その後の扱い
  • 年齢の上限:応募できる年齢の目安

公的な支援制度もある

自治体によっては、バス運転手を目指す人向けの、職業訓練や支援制度があります。たとえば、東京都は、令和8年度に、都内在住の求職者を対象に、大型二種免許の取得を支援する委託訓練を実施しています。費用は原則無料とされています。

自治体の支援制度は、地域ごとに有無や条件が違います。お住まいの地域の自治体やハローワークで、最新情報を確認してみてください。

バス運転手の1日の流れ(路線バスの例)

会社や路線によって違います。路線バスの一例です。

  1. 出勤・点呼:運行管理者と、健康状態、アルコールチェック、免許証の確認を行う
  2. 運行前点検:タイヤ、灯火類、車内の設備などに、異常がないかを確認する
  3. 出発点呼:出発時刻や運行ルートを確認する
  4. 運行:ダイヤに沿って、お客さんを安全に目的地まで送り届ける
  5. 帰庫・報告:運行の状況や、遺失物の有無を報告する。給油や、運賃収入の納金作業を行う会社もある

バス運転手のきつい点・デメリット

  • 早朝・夜間の勤務がある:路線バスは、始発や終発に合わせて、シフトが組まれます。
  • 安全への責任が重い:多くのお客さんの命を預かるため、運転中は常に緊張感があります。
  • 接客の対応がある:道案内、運賃の案内、混雑時の対応など、お客さんとのやり取りがあります。クレームに対応する場面もあります。
  • 拘束時間が長くなる場合がある:渋滞や遅延で、帰庫が遅くなることがあります。
  • 生活リズムが不規則になりやすい:シフト制のため、曜日や時間帯が一定でない勤務形態になります。

応募する前に、シフトの組み方、休日数、残業の目安を確認しておくと、入社後のギャップを減らせます。

収入と待遇の見方

バス運転手の収入は、会社、地域、バスの種類によって大きく違います。

求人を見るときは、月給の金額だけでなく、次の点を確認しましょう。

  • 基本給がいくらか:手当や残業代を除いた金額
  • 賞与の有無:年何回、どれくらいが目安か
  • 各種手当:乗務手当、無事故手当、深夜手当など
  • 養成期間中の給与:免許を取るまでの間も、給与が出るか
  • 入社時の支援:転居の支援金、住宅補助、入社祝い金など、会社によって用意されている制度

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 運転が好きで、大きな乗り物を運転してみたい
  • お客さんと接するのが、苦にならない
  • 資格を取って、安定した仕事に就きたい
  • 決まったルートを、毎日コツコツ走るのが好き

向いていない人

  • 早朝や夜間の勤務、不規則なシフトが合わない
  • 運転中の緊張感が、強いストレスになる
  • お客さんとのやり取りを、できるだけ避けたい

求人選びのチェックリスト

  • 雇用形態は、正社員か(契約社員やパートではないか)
  • 免許取得支援(養成制度)の有無と、費用負担・返済の条件
  • 養成期間中の給与と身分
  • 運転するバスの種類(路線、観光、送迎など)
  • 入社後の研修(先輩の同乗や、路線の習熟訓練)の内容
  • シフトの組み方と、年間休日数
  • 各種手当と賞与
  • 社会保険の加入
  • 勤務地と、通勤のしやすさ

他のドライバー職と比べると?

職種 必要な免許 特徴
バス 大型二種免許 入社後に免許取得を支援する会社がある。路線は決まったダイヤで運行する
タクシー 普通二種免許 入社後に免許取得を支援する会社がある。給与は歩合の比率が高い会社が多い
トラック 準中型・中型・大型など 近距離から長距離まで幅広い。荷役の有無で体力面の負担が違う
配送 普通免許が中心(車両による) 未経験歓迎が多い。雇用形態の確認が必要

タクシー・配送・トラックを含めた比較は、フリーターからドライバー正社員は可能かで解説しています。同じ二種免許を使うタクシーとの違いはフリーターからタクシー運転手への就職がおすすめな理由、トラックはフリーターからトラックドライバーになるには、配送はフリーターが未経験から配送ドライバーの正社員になるにはも参考にしてください。

求人の探し方と、転職エージェントの使い方

バス運転手の求人は、バス会社の採用ページ、ハローワーク、求人サイト、転職エージェントなどで探せます。自治体の支援制度を確認するのも、一つの方法です。

ドライバー特化のエージェントなら、免許の種類などの条件を踏まえて、求人を紹介してもらえます。

よくある質問

Q. 未経験でも、バス運転手の正社員になれますか?
A. 未経験者を募集し、入社後に免許を取らせる会社はあります。ただし、条件は会社ごとに違うため、応募前に確認しましょう。

Q. 大型二種免許がなくても、応募できますか?
A. 養成制度のある会社なら、免許がなくても応募できます。制度がない会社は、免許の保有が条件になっている場合が多いです。

Q. 免許の取得費用は、全額会社が負担してくれますか?
A. 全額負担の会社もあれば、立て替えて、働きながら返済する形の会社もあります。条件は会社ごとに違うため、必ず確認してください。

Q. 20代前半でも、バス運転手になれますか?
A. 大型二種免許は、21歳以上で免許期間3年以上が原則です。特例教習を受ければ、条件が緩和される場合があります。最新の条件は、警察庁や教習所の公式情報で確認してください。

Q. 女性でも、バス運転手になれますか?
A. 女性の運転手が活躍している会社もあります。勤務時間やシフトなどの条件は、求人ごとに確認してください。

Q. 送迎バスと路線バスは、何が違いますか?
A. 路線バスはダイヤに沿って運行し、送迎バスは学校や施設などの決まった時間帯に運行します。必要な免許や、雇用形態が違う場合があるため、求人で確認しましょう。

まとめ

フリーターが未経験からバス運転手を目指すことは、十分に現実的な選択肢です。入社後に大型二種免許の取得を支援する会社を選べば、免許がなくても挑戦できます。

  • バスには、路線、観光、送迎などの種類があり、働き方や免許が違う
  • 大型二種免許は、原則21歳以上で免許期間3年以上。特例教習で緩和される場合がある
  • 免許取得支援は、費用負担・返済・勤続年数の条件を必ず確認する

職種に迷う場合は、まずフリーターからドライバー正社員は可能かから確認してみてください。バスに絞って探す場合は、免許取得支援の条件を整理したうえで、エージェントに相談するとスムーズです。

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