「安定した事務職の正社員になりたい。でも、フリーターで、事務の経験もない」
そんな不安を抱えている20代のフリーター・既卒の方に向けて、この記事を書きました。
先に結論をお伝えします。
フリーターから未経験で事務職の正社員を目指すことは、できます。ただし、事務職は人気が高く求人が少ない職種なので、「一般事務・正社員・未経験」だけを正面から狙うと苦戦しやすいのも事実です。
だからこそ、ルートの選び方と準備が結果を分けます。この記事では、次のことが分かります。
- 事務職の最新の求人倍率と、その数字の正しい読み方
- 未経験のフリーターが現実的に狙える「3つのルート」
- アルバイト経験を事務のスキルとして伝える方法(そのまま使える例文つき)
- 志望動機・自己PR・面接の回答例
- 「未経験歓迎の事務求人」で失敗しないための見極めチェックリスト
- 就職エージェントの使い方(ハタラクティブ・ジェイックの比較つき)
- 1. 結論:目指せる。ただし「狭き門」なので戦い方が必要
- 2. 未経験フリーターが事務職を目指す3つの現実的ルート
- 3. 事務職の種類と、未経験からの狙いやすさ
- 4. 事務職に求められるスキルと、PCスキルの最低ライン
- 5. バイト経験を「事務のスキル」に言い換える方法
- 6. 未経験のフリーターに有利な資格と、取る順番
- 7. 履歴書・職務経歴書・志望動機・自己PRの書き方(例文つき)
- 8. 面接対策:事務職でよく聞かれる質問と回答例
- 9. 「未経験歓迎の事務求人」の見極め方
- 10. 求人の探し方と、就職エージェントの使い方
- 11. 就活スケジュール:20代前半・後半・既卒別のポイント
- 12. 入社後のリアル:仕事内容・働き方・将来性
- 13. よくある質問(FAQ)
- まとめ:現実を知って、正しいルートで動こう
1. 結論:目指せる。ただし「狭き門」なので戦い方が必要
事務職の有効求人倍率はどれくらい?
有効求人倍率とは、求職者1人あたりに何件の求人があるかを示す数字です。1倍を下回ると、求人よりも求職者のほうが多い状態です。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」では、全体の有効求人倍率(季節調整値、パートを含む)は1.18倍でした。正社員の有効求人倍率(季節調整値)は1.00倍です。
一方、職業別に見ると、一般事務の職業は0.28倍と大きく下回ります。
| 職業(令和8年7月・常用〔パート除く〕) | 有効求人倍率 |
|---|---|
| 一般事務の職業 | 0.28倍 |
| 営業の職業 | 2.20倍 |
| 商品販売の職業 | 1.91倍 |
| 接客・給仕の職業 | 1.63倍 |
| 介護サービスの職業 | 3.47倍 |
| 情報処理・通信技術者 | 1.50倍 |
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)について」参考統計表
0.28倍という数字は、単純に言えば「求職者100人に対して求人が28件」という状況です。接客・販売の職業と比べると、事務職に応募が集中していることが分かります。
この数字の「正しい読み方」
数字だけを見て「もう無理だ」と諦める必要はありません。次の点を押さえておきましょう。
- この統計はハローワークに出された求人・求職者が対象です。 民間の求人サイトや転職エージェントの求人、派遣会社の求人などは含まれていません。
- 職種の区分が「一般事務」に限られています。 営業事務、経理事務、医療事務、物流事務など、事務系の仕事は他にもあります。区分によって倍率は大きく異なります。
- 倍率が低い=不可能、ではありません。 準備をした人が選ばれやすい、競争の激しい市場という意味です。
なぜ事務職は倍率が低い(=人気が高い)のか
主な理由は、次の2つと考えられます。
- 人気が集中しやすい。 デスクワーク中心で、土日休みの求人も多く、「事務なら自分にもできそう」と考えて応募する人が多いためです。
- 業務のシステム化が進んでいる。 データ入力や書類処理など、定型的な業務はシステムやRPA(ソフトウェアによる自動化)に置き換わりつつあり、正社員の募集は減少傾向にあるといわれています。
それでも「20代」には追い風がある
未経験者を採用する場合、企業は現時点のスキルよりも、ポテンシャル(伸びしろ)や人柄を見る傾向があります。20代のうちは、経験がなくても採用に至るケースが多く、年齢が上がるほど「事務の経験」や「即戦力性」を求められやすくなります。
なお、既卒の方は、卒業後3年以内であれば新卒枠で応募できる企業もあります。新卒枠の求人にも目を向けてみましょう。
また、独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査では、正社員を目指したフリーターのうち、約3分の2(男女合計66.6%)が正社員になれたと報告されています(2026年時点の情報です)。フリーターから正社員になること自体は、決して珍しいことではありません。
フリーターが不利になりやすい点、評価されやすい点
企業が心配しやすいのは、次のような点です。
- 「またすぐ辞めてしまわないか」(継続性)
- 「基本的なビジネススキルはあるか」(教育コスト)
- 「なぜ今まで正社員にならなかったのか」(意欲・理由)
逆に、アルバイトで培った次の経験は、事務職でも評価されます。
- 接客で身につけたコミュニケーション力・気配り
- 発注、在庫管理、レジ締めなどの正確さ
- シフト管理や後輩指導など、責任ある役割を任された経験
つまり、不安に思われそうな点には先回りして答えを用意し、強みは事務の言葉に言い換えて伝える。これがこの記事全体の考え方です。
2. 未経験フリーターが事務職を目指す3つの現実的ルート
事務職の正社員を目指す道は、1つではありません。自分の状況に合わせて、次の3つのルートを組み合わせるのがおすすめです。
ルート1:未経験歓迎の正社員求人に直接応募する
もっとも王道のルートです。「未経験歓迎」「経験不問」と書かれた正社員の事務求人に応募します。
- メリット: 入社したらそのまま正社員。最短で安定します。
- デメリット: 求人数が少なく、応募が集中しやすい。
- 向いている人: 書類・面接の準備をしっかりでき、応募数を確保できる人。
未経験歓迎の求人では、スキルよりも人柄・意欲・将来性が重視される傾向があります。次章以降で紹介する書類・面接対策が、そのまま効いてくるルートです。
ルート2:紹介予定派遣・正社員登用制度を使う
いきなり正社員が難しいときは、「働きながら正社員を目指す」道もあります。
- 紹介予定派遣: 派遣スタッフとして最長6か月働き、本人と企業の双方が合意すれば直接雇用(正社員や契約社員)に切り替わる仕組みです。
- 正社員登用制度: 契約社員やアルバイトとして入社し、実績を積んで正社員になる制度です。
- メリット: 職場の雰囲気や仕事内容を確かめてから決められる。実務経験が積める。
- デメリット: 必ず正社員になれる保証はない(双方の合意が必要)。登用実績が乏しい会社もある。
- ポイント: 「登用実績があるか」「実際に何人が正社員になっているか」を事前に確認しましょう。
まずは事務の実務経験を積み、次の転職で有利になる、という考え方も現実的です。
ルート3:人手不足の業界や「事務+α」の職種から入る
事務職の中でも、業界や仕事内容によって倍率は変わります。
- 人手不足の業界の事務: 建設事務、物流事務、医療・介護事務など。業界特有の知識は入社後に覚えられる求人もあります。
- 「事務+α」の職種: 営業事務、カスタマーサポート、総務・経理のアシスタントなど。電話やメールでのやり取りが多い分、接客経験を活かしやすい職種です。
- メリット: 純粋な一般事務より競争が緩やかな傾向。事務の経験が積める。
- デメリット: 一般事務とは仕事内容が異なり、「イメージしていた事務」と違うことがある。
3ルートの比較
| ルート1 正社員に直接応募 |
ルート2 紹介予定派遣・登用 |
ルート3 人手不足業界・事務+α |
|
|---|---|---|---|
| 難易度 | 高め | 中程度 | 中程度 |
| 正社員になるまでの早さ | 早い | 半年〜(期間あり) | 早い |
| 求人数 | 少ない | 中程度 | 比較的多い |
| 注意点 | 応募が集中しやすい | 直接雇用の保証はない | 仕事内容のミスマッチ |
| 向いている人 | 準備を整えて数を打てる人 | まず経験を積みたい人 | 業界・職種にこだわらない人 |
おすすめは、3つを並行して進めることです。「一般事務だけ」に絞ると、応募先が足りずに就活が長引きがちです。
1人で求人を探すのが不安な方へ
「未経験歓迎の事務求人」を自分で探すのは、意外と大変です。20代の未経験者に特化した就職エージェントなら、事務職を含む求人を紹介してもらえたり、書類添削や面接対策を受けられたりします。
3. 事務職の種類と、未経験からの狙いやすさ
「事務職」と一口に言っても、仕事内容や求められるスキルは大きく異なります。応募先を考える前に、代表的な種類を整理しておきましょう。
| 種類 | 主な仕事内容 | 未経験の狙いやすさ(編集部の目安) | ポイント |
|---|---|---|---|
| 一般事務 | 電話・来客対応、書類作成、データ入力、備品管理など | △(応募が集中) | 求人は多いが競争率も高い。基本的なPCスキルが前提 |
| 営業事務 | 見積書・請求書の作成、受発注管理、営業担当のサポート | ○ | 接客・販売経験を活かしやすい。統計上も一般事務より求人が多い傾向 |
| 経理事務 | 伝票整理、経費精算、入出金管理の補助 | △〜○ | 簿記の学習が評価されやすい。経理アシスタントなら未経験可の求人もある |
| 総務事務 | 備品管理、社内手続き、オフィス環境の整備 | △ | 会社全体のサポート役。幅広い業務をこなす柔軟性が必要 |
| 医療事務 | 受付、会計、レセプト(診療報酬明細書)作成 | ○ | 資格があると有利な求人が多い。未経験歓迎の求人もある |
| 貿易事務 | 輸出入の書類作成、通関手配 | △ | 語学や専門知識が求められやすく、難易度は高め |
| 物流・建設事務 | 伝票処理、配送・現場の事務所での事務作業 | ○ | 人手不足の業界で、未経験者を受け入れる企業が比較的多い |
未経験の20代が最初に狙いやすいのは
- 営業事務・物流事務・建設事務・医療事務: 未経験歓迎の求人が見つかりやすい領域です。
- 一般事務: 諦める必要はありませんが、応募数を確保しつつ、他の職種と並行して進めるのが現実的です。
- 経理・貿易・法務など専門性の高い事務: 資格や経験が求められることが多く、2社目以降のキャリアアップとして考えるのがおすすめです。
4. 事務職に求められるスキルと、PCスキルの最低ライン
基本の3つ
事務職で共通して求められるのは、次の3つです。
- PCスキル(Word・Excelを中心とした基本操作)
- 正確さ(数字や文字のミスを防ぐ力)
- コミュニケーション力(社内外とのやり取り、報告・連絡・相談)
「事務職は黙々と作業する仕事」というイメージがあるかもしれませんが、実際は電話・メール・来客対応、他部署からの依頼への対応など、人とのやり取りが多い仕事です。接客経験のあるフリーターの方にとっては、ここが強みになります。
「PCが使えます」の最低ライン
面接で「PCは使えますか?」と聞かれたとき、自信を持って答えられるよう、次のレベルを目指しましょう。
| 分野 | 最低限できておきたいこと |
|---|---|
| タイピング | キーボードを見ずに、ある程度のスピードで入力できる |
| Word | 文字入力、書式設定(フォント・行間・箇条書き)、表の作成、印刷設定 |
| Excel | 四則演算、SUM・AVERAGE関数、並べ替え・フィルター、表の作成と罫線、グラフ作成 |
| Excel(あると強い) | IF関数、VLOOKUP関数(またはXLOOKUP)、ピボットテーブル |
| メール・ビジネスマナー | ビジネスメールの書き方、電話の受け方・取り次ぎ方 |
面接や適性検査で、実際にPC操作をさせられることもあります。「なんとなく使える」ではなく、具体的に何ができるかを言えるようにしておくのがポイントです。
PCが苦手でも大丈夫?1か月の学習プラン
PCに自信がない場合でも、1か月あれば基礎は身につきます。目安を紹介します。
| 期間 | 学習内容 |
|---|---|
| 1週目 | タイピング練習(無料の練習サイトで毎日10分〜)+Wordの基本操作 |
| 2週目 | Excelの基本(入力・表の作成・四則演算・SUM/AVERAGE) |
| 3週目 | Excelの関数(IF・VLOOKUP)、並べ替え・フィルター |
| 4週目 | 練習課題(バイトの売上表・シフト表などをExcelで作る)。資格学習に進むか判断 |
独学が難しいときは、公共職業訓練(ハロートレーニング)などの公的な制度を使う方法もあります。
事務職に向いている人の特徴
- 誰かをサポートすることにやりがいを感じる
- コツコツ正確に作業できる
- 急な依頼にも落ち着いて対応できる
- 書類やデータの整理が苦にならない
「細かい作業は苦手だけど、人と話すのは得意」という方は、スピード感やコミュニケーションが重視される営業事務のほうが合うかもしれません。
5. バイト経験を「事務のスキル」に言い換える方法
未経験のフリーターがもっとも悩むのが、「アピールできる経験がない」という点です。しかし、アルバイトの中には、事務職に通じる業務が意外と含まれています。
大切なのは、「接客していました」で終わらせず、事務職で求められる力に変換して伝えることです。
業種別・言い換え早見表
| バイト経験 | 事務に通じる業務 | 職務経歴書での書き方(例) |
|---|---|---|
| 飲食店 | 売上集計、発注業務、予約管理、シフト調整 | 「日々の売上をレジ締めし、日報を作成。食材の発注管理を担当し、欠品の防止に取り組んだ」 |
| コンビニ・スーパー | 商品発注、在庫管理、レジ締め、電話対応 | 「発注端末で毎日の発注業務を担当。レジ締めでは過不足を出さないよう、複数回の確認を徹底した」 |
| アパレル・販売 | 在庫管理、日報作成、POP作成、顧客データ管理 | 「在庫の棚卸しと入出荷の確認を担当。顧客情報の入力・管理を、ミスなく行った」 |
| コールセンター | 電話対応、履歴入力、クレーム対応 | 「1日〇〇件(【要記入】)の問い合わせに対応し、内容をシステムへ正確に入力。クレーム対応の経験もある」 |
| 倉庫・物流 | ピッキング、検品、伝票処理、データ入力 | 「入荷検品と伝票照合を担当し、誤出荷の防止に貢献。ハンディ端末での入力に習熟した」 |
| 塾講師・学習塾 | 保護者対応、資料作成、スケジュール管理 | 「授業資料の作成、生徒の出席管理、保護者への連絡を担当した」 |
| イベント・受付スタッフ | 来客対応、名簿管理、進行サポート | 「参加者の受付と名簿管理を担当。当日の進行を調整し、円滑な運営に貢献した」 |
| 工場・軽作業 | 検品、数量管理、記録の記入 | 「製品の検品と数量チェックを担当。記録を正確に記入し、不良品の流出防止に取り組んだ」 |
言い換えのコツ
- 数字を入れる。 「1日約〇件」「〇人のチーム」「〇か月継続」など、具体的な数字があると説得力が増します。
- 「正確さ」「継続」「工夫」の3点を探す。 ミスを防ぐために工夫したこと、長く続けたこと、任された役割は、事務職でも評価されます。
- PCを使った業務は必ず書く。 Excelでの集計、POSやハンディ端末の操作なども、立派なPC経験です。
- 事実をもとに書く。 経験を盛りすぎると、面接で深掘りされたときに答えられなくなります。嘘は書かないようにしましょう。
事務経験に結びつくものが見当たらないときは
それでも「思い当たるものがない」という方は、次の視点で振り返ってみてください。
- 遅刻・欠勤なく続けられたこと(信頼性・継続力)
- お客様や先輩から感謝されたこと(対人力)
- ミスを減らすために工夫したこと(正確さ)
- 新人の教育やマニュアルづくりを任されたこと(責任感)
6. 未経験のフリーターに有利な資格と、取る順番
結論:資格は必須ではない。ただし「意欲の証明」になる
事務職の応募に、資格が必須の求人は多くありません。ただし、未経験者にとっては、スキルの客観的な証明と事務職への意欲のアピールになります。
おすすめの資格
| 資格 | 何が分かるか | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| MOS(Microsoft Office Specialist) | Word・Excelなどの操作スキル | すべての事務職志望者。まず取るならこれ |
| 日商簿記検定(3級) | 経理の基礎知識、数字への強さ | 経理事務・経理アシスタントを狙う人 |
| 秘書検定(2級・3級) | ビジネスマナー・一般常識 | 一般事務・総務事務を狙う人 |
| ビジネス実務マナー検定 | 電話・文書などのビジネスマナー | ビジネスマナーに不安がある人 |
| 医療事務系の資格 | 診療報酬請求などの専門知識 | 医療事務を狙う人 |
取る順番の考え方
- まずはPCスキルの基礎固め(資格より優先)
- MOS(Excel):事務職全般に効果的
- 志望職種に合わせて追加:経理なら簿記、医療事務なら医療事務系の資格
資格取得を理由に就職活動を先延ばしにしないことも大切です。20代は、時間が経つほど選択肢が狭まりやすい面もあります。資格の勉強と並行して、応募を始めましょう。
7. 履歴書・職務経歴書・志望動機・自己PRの書き方(例文つき)
履歴書・職務経歴書の基本
履歴書のポイント
- 職歴欄には、アルバイトも「アルバイト」と明記して記載します。勤務先、期間、担当した業務を1〜2行で書きます。
- 短期のバイトをすべて書くと煩雑になるため、継続期間が長いものや、応募職種に関連する経験を中心にまとめます。
- 空白期間がある場合は、理由(資格の勉強、就職活動、家族の事情など)を説明できるようにしておきます。
職務経歴書のポイント
- 構成は「職務要約」→「職務経歴(バイト経験)」→「活かせるスキル」→「自己PR」が基本です。
- 前章の「言い換え早見表」をもとに、事務職に通じる業務を具体的に書きます。
- A4・1〜2枚に収めます。
志望動機の作り方(4ステップ)
- なぜ事務職なのか(きっかけや理由)
- なぜその会社なのか(事業内容・仕事内容・雰囲気への共感)
- これまでの経験をどう活かすか(バイト経験の言い換え)
- 入社後にどう貢献したいか・学びたいか(意欲・将来性)
志望動機の例文
例文は、あくまで型の参考です。自分の経験や言葉に置き換えて使いましょう。
例文1:飲食店のバイト経験から営業事務へ
貴社の営業事務に応募したのは、営業担当の方を支え、チームの成果に貢献できる仕事に魅力を感じたからです。 飲食店のアルバイトでは、売上の集計や発注業務を任され、ミスなく正確に行うことを心がけてきました。また、お客様の要望を先読みして対応する中で、相手のニーズを汲み取る力を身につけました。 未経験ではありますが、現在はExcelの関数を独学で学んでおり、この経験とPCスキルを活かして、営業担当の方が営業活動に専念できる環境を整えたいと考えています。
例文2:コンビニのバイト経験から一般事務へ
貴社の一般事務に応募したのは、幅広い業務を通じて、社内の皆さまを支える仕事がしたいと考えたからです。 コンビニのアルバイトでは、発注・在庫管理・レジ締めを担当し、毎日の数字を正確に管理することの大切さを学びました。また、多様なお客様への対応を通じて、状況に合わせて柔軟に動く力が身につきました。 貴社でも、正確さと臨機応変さを活かして、いち早く業務を覚え、周囲から頼られる存在になりたいと考えています。
例文3:アパレル販売のバイト経験から販売事務・営業事務へ
接客の現場で培った「お客様の要望を的確に把握する力」を、事務の仕事で活かしたいと考え、貴社に応募しました。 アパレル店では、在庫管理や日報作成、顧客情報の入力を担当しました。数字と情報を正確に扱う仕事にやりがいを感じ、より専門的にサポートする立場を目指したいと考えるようになりました。 入社後は、これまでの経験を活かしつつ、事務スキルを磨いて、店舗や営業の皆さまが安心して動けるよう貢献したいです。
例文4:コールセンターのバイト経験からカスタマーサポート事務・一般事務へ
コールセンターでの経験を活かし、お客様と社内をつなぐ事務の仕事に挑戦したいと考えました。 電話対応では、相手の話を丁寧に聞き取り、内容を正確にシステムへ入力することを徹底してきました。クレーム対応の場面でも、落ち着いて状況を整理し、担当部署へ確実に引き継ぐことを心がけました。 貴社では、この対応力と正確さを活かして、円滑な業務のサポートに貢献したいです。
例文5:バイト経験が少ない・既卒の方(意欲と学習姿勢を軸に)
事務職を志望したのは、仕事を通じて人を支える仕事がしたいと考えたからです。 これまでは【〇〇のアルバイト/就職活動】をしてきましたが、正社員として腰を据えて働きたいという思いから、事務職を目指しました。現在はMOSの取得に向けてExcelとWordを学んでおり、【〇〇ができるようになりました】。 未経験ではありますが、素直に学ぶ姿勢と、コツコツ続ける力には自信があります。一日でも早く戦力になれるよう努力いたします。
例文6:経理事務(簿記学習中)を志望する場合
数字を扱う仕事に興味を持ち、経理事務を志望しました。 アルバイトでは、レジ締めや売上の集計を担当し、金額のズレをなくすために、複数回の確認を徹底してきました。この経験から、数字を正確に扱うことに責任とやりがいを感じるようになりました。 現在は日商簿記3級の取得に向けて学習を進めています。未経験ですが、基礎知識を活かして、早期に業務を習得したいと考えています。
志望動機のNG例
| NG例 | なぜNGか |
|---|---|
| 「安定していそうだから」 | 受け身な印象を与え、仕事への意欲が伝わらない |
| 「楽そうだから」「残業が少なそうだから」 | 仕事を軽く見ている印象を与える |
| 「家から近いから」「給料が良いから」 | 待遇面だけで、その会社である理由が見えない |
| 「事務に興味があります」だけ | 具体性がなく、他の応募者と差が出ない |
| 「何でもやります」 | 熱意は伝わるが、事務職を選んだ理由が不明確 |
待遇面が理由の一つであること自体は、悪くありません。 ただし、それだけを前面に出すのではなく、「仕事内容への関心」「経験の活かし方」とセットで伝えましょう。
自己PRの例文
例文A:正確さをアピール
私の強みは、ミスを防ぐために工夫できる正確さです。 コンビニのアルバイトでは、レジ締めを担当し、過不足金を出さないよう、確認の手順を自分なりに整えました。その結果、【〇か月間】過不足なく業務を続けることができました。 事務職でも、この正確さと工夫する姿勢を活かして、書類やデータの処理に貢献したいです。
例文B:継続力・信頼性をアピール
私の強みは、責任を持って継続する力です。 飲食店のアルバイトでは、【〇年間】勤務し、後輩の指導やシフト調整も任されました。周囲から信頼をいただき、店長の不在時に店を任されたこともあります。 この責任感を活かして、長く安定して貢献したいと考えています。
フリーター期間の説明の仕方
「なぜ今までフリーターだったのか」は、ほぼ必ず聞かれます。ポイントは、次の3つです。
- 事実を正直に伝える。(嘘は面接で深掘りされて崩れます)
- その期間に得たものを添える。(学んだこと、身につけたスキル)
- 今後は正社員として働きたい理由と意欲につなげる。
▶ 書類の書き方に自信がない方は、応募書類の添削や模擬面接を受けられる就職エージェントも活用してみましょう。 ハタラクティブで書類添削・面接対策を相談する
8. 面接対策:事務職でよく聞かれる質問と回答例
面接の基本
面接では、スキル以上に、次の点が見られています。
- 長く続けてくれるか(継続性)
- 素直に学ぶ姿勢があるか(成長性)
- 一緒に働きやすい人柄か(協調性)
- 事務の仕事を正しく理解しているか(適性)
回答は、結論から先に、簡潔にが基本です。
よく聞かれる質問と回答例
回答例は型の参考です。自分の経験に置き換えて準備しましょう。
Q1.これまでのアルバイトについて教えてください
【回答例】飲食店で【〇年間】ホールとレジを担当していました。売上の集計と日報の作成も任されており、毎日、数字を確認して報告することを続けてきました。ミスを防ぐため、確認の手順を工夫した点が、私の強みだと考えています。
ポイント:職種の説明だけでなく、意識したことや具体的な工夫を加えます。
Q2.なぜフリーターを続けていたのですか?
【回答例】高校(大学)卒業後は、【やりたいことが定まらず】アルバイトをしながら、自分に合う仕事を考えていました。その中で、飲食店で数字や在庫を管理する仕事にやりがいを感じ、正社員として、腰を据えて事務の仕事に挑戦したいと考えるようになりました。
ポイント:言い訳にならないよう、前向きな結論につなげること。事実を偽らないことが大切です。
Q3.なぜ事務職を志望したのですか?
【回答例】接客の仕事で、お客様の声を聞く中で、裏方として人を支える仕事にも関心を持ちました。アルバイトで発注や集計を任された際、正確に仕事を進めることに、やりがいを感じたことが、きっかけです。
Q4.接客の仕事から、地味な事務の仕事でも続けられますか?
【回答例】はい、続けられると考えています。アルバイトでも、レジ締めや発注など、地道な作業をコツコツ続けることが、店の信頼につながると実感してきました。事務の仕事は、周囲を支える大切な役割だと理解しています。
ポイント:事務の仕事を**「地味」と否定せず、価値を理解している**姿勢を見せます。
Q5.PCはどの程度使えますか?
【回答例】Wordで文書と表の作成、ExcelでSUM関数、VLOOKUP関数を使った集計ができます。現在はMOSの取得に向けて、さらに学習を進めています。
ポイント:できることを具体的に答えます。できないことを盛らないように。
Q6.仕事でミスをした経験と、その対応を教えてください
【回答例】発注数を誤り、在庫が過剰になったことがあります。すぐに店長に報告し、返品や陳列の調整を行いました。その後は、発注前にダブルチェックの手順を取り入れ、同じミスを繰り返さないようにしています。
ポイント:ミスを認め、報告し、再発防止まで話す。事務では「報連相」が重要です。
Q7.5年後、どうなっていたいですか?
【回答例】まずは、担当業務を確実にこなし、周囲から信頼される存在になりたいです。5年後には、業務全般に精通し、後輩にも教えられるようになりたいと考えています。将来的には、【経理や人事など】専門性を高めていきたいです。
逆質問の例
- 「入社までに勉強しておくとよいことはありますか?」
- 「配属予定の部署は、どのようなメンバー構成ですか?」
- 「未経験で入社された方は、どのように仕事を覚えていますか?」
面接の当日に気をつけたいこと
- 清潔感のある服装(スーツが基本)と、時間に余裕を持った到着
- オンライン面接では、カメラ位置・照明・通信環境を事前に確認
- 面接官の質問を最後まで聞き、結論から簡潔に答える
9. 「未経験歓迎の事務求人」の見極め方
未経験のフリーターにとって、求人選びの失敗は大きな痛手です。「事務」と書いてあっても、実際の仕事が違うケースがあります。応募前に、次のチェックリストを確認しましょう。
応募前チェックリスト
仕事内容
- 仕事内容の具体的な内訳(電話対応〇割、入力〇割など)が書かれているか
- 「事務」とあるが、テレアポ・電話営業・飛び込み営業が含まれていないか
- 「営業事務」なのに、実質的な営業ノルマがないか
給与・労働条件
- 基本給と手当の内訳が明記されているか
- 固定残業代(みなし残業)が含まれる場合、何時間分か、超過分は別途支給されるか
- 休日・年間休日数、試用期間中の条件が明記されているか
会社・募集背景
- 募集の理由(増員か、欠員補充か)が説明されているか
- 求人が常に掲載されている、または大量募集を繰り返していないか
- 教育・研修制度、未経験者の入社実績があるか
- 離職率や平均勤続年数など、定着に関する情報が確認できるか
選考プロセス
- 選考が極端に簡単すぎないか(即日内定、面接なしなど)
- 会社のホームページや口コミで、事業内容や評判を確認したか
注意したい求人の例
| 気をつけたい表現・特徴 | 確認のポイント |
|---|---|
| 「未経験でも高収入」「誰でも月収〇〇万円」 | 実際の仕事内容・ノルマ・固定残業代を確認 |
| 「事務」とあるが、仕事内容が曖昧 | 面接で1日の流れを具体的に質問する |
| 常時募集・大量募集 | 定着率や募集の背景を確認する |
| 仕事内容に「その他」「付随する業務」が多い | 事務以外の業務の割合を確認する |
判断に迷ったときは、第三者に相談するのが安全です。 ハローワークや就職エージェントのアドバイザーに求人票を見てもらうと、見落としに気づきやすくなります。
10. 求人の探し方と、就職エージェントの使い方
求人の探し方:4つの方法と使い分け
| 方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 求人サイト | 求人数が多く、自分のペースで探せる | 自分で応募先を選びたい人 |
| ハローワーク・若年層向け窓口 | 地元の求人が多く、無料で相談できる | 地元で就職したい人。求人票の内容や質にはばらつきがある |
| 派遣会社(紹介予定派遣) | 実務経験を積みながら、正社員を目指せる | まず事務の経験を積みたい人 |
| 就職エージェント | 求人紹介から書類添削・面接対策まで一貫してサポート | 1人での就活に不安がある人・時間を短縮したい人 |
自分で探すことと、エージェントの活用は、併用するのがおすすめです。
就職エージェントを使うメリット
- 自分では見つけにくい求人を紹介してもらえる
- 履歴書・職務経歴書の添削を受けられる
- 企業ごとの面接対策や、模擬面接ができる
- 求人票では分からない職場の情報を教えてもらえることがある
事務職を目指すときのエージェントの使い方
ここで大切なのは、次の点です。
- 希望は「事務職」と明確に伝える。 事務職への意欲と、その理由を話せるようにしておきます。
- 「事務+α」の職種も視野に入れると伝える。 営業事務、カスタマーサポート、物流・建設事務などを含めると、紹介される求人の幅が広がります。
- 正直に現状を聞く。 事務職は求人が少ないため、「事務職の求人はどれくらいあるか」「どうすれば選考に通りやすいか」を率直に質問しましょう。
- 複数のサービスを比較・併用する。 相性は、実際に相談してみないと分かりません。
20代のフリーター・既卒におすすめの就職エージェント
ハタラクティブ
ハタラクティブは、20代の若年層に特化した就職支援サービスです。公式サイトによると、2012年の設立以来、2026年3月時点でカウンセリング実施数は26万人以上とされています(公式サイトの記載)。専任のキャリアアドバイザーが、求人紹介、応募書類の添削、面接対策などをサポートし、サービスはすべて無料です。
事務職に関しては、2026年9月時点の公式サイトで、一般事務職、医療事務・クラーク、貿易事務などの求人が掲載されている例を確認できました。
- こんな人におすすめ: 事務職を含めて、幅広く求人を見たい人。書類や面接に不安がある人。
- 未経験歓迎の求人が中心で、企業ごとの面接対策も受けられます。
ジェイック(就職カレッジ)
ジェイックは、フリーターや離職中の方などの正社員就職を支援するサービスで、就職カレッジ®を運営しています。公式サイトでは、18〜35歳の男女を中心に、未経験からの正社員就職を支援するとされています。
特徴として広く紹介されているのが、就職講座(研修)を受けたあと、集団面接会で複数の企業と面接できるという流れです。
- こんな人におすすめ: 短期間で複数社と会いたい人。ビジネスマナーを基礎から学びたい人。
- 注意点: 事務職の求人がどの程度あるかは、時期や地域によって異なる可能性があります。相談時に、事務職希望であることをはっきり伝えましょう。
2社の比較
| ハタラクティブ | ジェイック(就職カレッジ) | |
|---|---|---|
| 主な対象 | 20代のフリーター・既卒・第二新卒など | 18〜35歳を中心としたフリーター・離職中の方など |
| サポートの特徴 | 専任アドバイザーによる求人紹介・書類添削・面接対策 | 就職講座(研修)と集団面接会 |
| 事務職の求人 | 掲載例あり | 掲載例あり |
| 向いている人 | 求人を見ながら、じっくり相談したい人 | 短期間で複数社と面接したい人 |
| 利用料金 | 無料 | 無料 |
2社を併用して、雰囲気や紹介される求人を比べてみるのもひとつの方法です。
まずは相談だけでもOK
「自分にも事務職は狙えるのか」「どの職種が合うのか」は、プロに聞くのがいちばん早い方法です。
11. 就活スケジュール:20代前半・後半・既卒別のポイント
3か月の進め方(目安)
| 期間 | やること |
|---|---|
| 1か月目:準備 | 自己分析とバイト経験の棚卸し/PCスキルの学習/応募職種を絞る/エージェントに登録・相談 |
| 2か月目:応募 | 履歴書・職務経歴書の作成と添削/求人へ応募(週に数社〜)/面接の練習 |
| 3か月目:選考・内定 | 面接/振り返りと改善/内定後の条件確認 |
事務職は倍率が高いため、応募数を確保しつつ、不合格でも落ち込みすぎないことが大切です。
20代前半のポイント
- ポテンシャル採用の対象になりやすい時期です。素直さ・意欲・学ぶ姿勢を前面に出しましょう。
- 経験が少ない分、PCスキルの学習や資格の勉強が、意欲の証拠になります。
20代後半のポイント
- 「なぜ今まで正社員にならなかったのか」を、より明確に説明する必要があります。
- 継続してきたバイト経験や、任された役割を、具体的な実績として伝えることが重要です。
- 20代のうちに動くほうが選択肢は広がります。早めのスタートがおすすめです。
既卒のポイント
- 卒業後3年以内は、新卒枠での応募が可能な企業もあります。
- 卒業後の空白期間や、バイト経験を、前向きに説明できる準備をしておきましょう。
- 新卒向けの就職エージェントや、既卒向けサービスも併用すると、選択肢が広がります。
30代が近い方へ
30代になると、事務の実務経験や即戦力性を求められやすくなります。紹介予定派遣や人手不足業界の事務、事務+αの職種を組み合わせて、早めに動くことをおすすめします。
12. 入社後のリアル:仕事内容・働き方・将来性
ミスマッチを防ぐため、入社後の現実も押さえておきましょう。
事務職の1日の流れ(例)
- 出社、メールチェック、当日のスケジュール確認
- 電話・来客対応、書類の作成・整理
- 各部署からの依頼対応、データ入力・集計
- 月末・月初は請求書処理や経費精算などで忙しくなることも
突発的な依頼が多く、複数の業務を並行して進める場面もあります。「静かに黙々と」だけではない点は、知っておきましょう。
働き方の傾向
事務職はカレッジー暦通りの休みで、残業が少なめの求人も見られます。ただし、これは会社や時期による差が大きいため、求人票と面接で、休日・残業・繁忙期を必ず確認してください。
給与と将来性の注意点
- 事務職は、営業職などに比べて、昇給や賞与が控えめになりやすいといわれています【賃金構造基本統計調査などの最新データで裏づけを取って記載】。
- 定型的な業務は、AIやRPAによる自動化が進んでいくと考えられています。
だからこそ、入社後も成長を続ける意識が大切です。
- Excelを活用して業務を効率化する
- 簿記を取り、経理の専門性を高める
- 営業事務から営業のサポートやマーケティングへ広げる
- 人事・総務など、専門性のある事務へ進む
事務職は「ゴール」ではなく、社会人としてのキャリアのスタートと考えると、納得のいく選択につながります。
13. よくある質問(FAQ)
Q1.パソコンが苦手でも事務職になれますか?
基本的な操作(文字入力、Word・Excelの基礎)は、多くの求人で前提になります。まったくの初心者でも、1か月ほど集中して学べば基礎は身につきます。「今、学習している」と話せるだけでも、意欲が伝わります。
Q2.資格がなくても採用されますか?
事務職の応募に資格が必須の求人は多くなく、資格がなくても採用される可能性は十分あります。ただし、未経験の場合は、MOSなどの資格が意欲や基礎力のアピールになります。
Q3.高卒でも事務職の正社員になれますか?
「学歴不問」「未経験歓迎」の事務求人もあります。学歴よりも、PCスキル、人柄、意欲を評価する企業もあります。ただし、求人によっては応募条件が異なるため、確認しましょう。
Q4.フリーター期間が長い・空白期間があるのですが不利ですか?
不利に働く可能性はありますが、伝え方で印象は変えられます。事実を正直に伝えたうえで、その期間に得たことと、今後の意欲を具体的に話しましょう。
Q5.30代でも事務職に就けますか?
20代に比べるとハードルは上がりますが、可能性はあります。紹介予定派遣、人手不足業界の事務、事務+αの職種を狙い、PCスキルなどの即戦力性を高めることがポイントです。
Q6.派遣から事務職を始めるのは遠回りですか?
必ずしも遠回りではありません。事務の実務経験は、次の就職活動で大きな武器になります。**直接雇用を前提にした「紹介予定派遣」**を選ぶと、正社員化を見据えやすくなります。ただし、直接雇用は双方の合意が必要で、保証されるものではありません。
Q7.就職エージェントは本当に無料で使えますか?
求職者が利用する多くの就職エージェントは、無料で利用できます(企業側が費用を負担する仕組みです)。ただし、サービスごとに条件が異なるため、各公式サイトで確認しましょう。
Q8.事務職にこだわらないほうがいいですか?
事務職への思いが強いなら、目指す価値は十分あります。ただし、事務職は倍率が高いため、事務+αの職種や、他の職種にも視野を広げると、正社員になれる可能性が高まります。「事務職の正社員」ではなく、**「安定して長く働ける環境」**を軸に考えるのもひとつの考え方です。
まとめ:現実を知って、正しいルートで動こう
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 事務職は人気が高く、一般事務の求人倍率は低い。ただし、準備と戦略しだいで、未経験のフリーターにも道はある
- 現実的な道は、①直接応募、②紹介予定派遣・正社員登用、③人手不足業界・事務+αの3ルートを並行すること
- バイト経験は、「正確さ」「PC」「対人力」に言い換えて伝える
- PCスキル(Word・Excel)は、事務職の基礎。1か月あれば、基礎は身につく
- 求人は、「事務」の名目で別の仕事をさせる求人に注意して、チェックリストで見極める
- 1人で不安なときは、20代向けの就職エージェントを活用する
事務職は「難しい」と言われますが、動いた人から、道が開けていきます。20代のうちに、まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。
最初の一歩は「相談」から
事務職を目指すか、他の職種も視野に入れるか。自分に合う進め方を、プロと一緒に考えてみませんか。
参考資料・出典
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75707.html
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)参考統計表」 https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001741200.pdf
- 独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
