介護業界は30代以上・未経験・無資格でも採用されやすい業界です。介護と言えば以前はブラック業界の代表格でしたが、離職率は低下して平均給与も年々上昇しています。
フリーターを続けていた方が「そろそろ正社員に…」と思って介護業界を検討するケースが多いです。
しかし、現在でも離職率が高くて最低賃金に近い待遇の介護施設は多く、採用されたもののスキルアップできずに短期退職してしまうリスクがあります。
介護職を検討しているなら「どうやってまともな介護施設を見つけるか」が重要です。
そこで、介護職専門の転職エージェントや派遣会社を利用して応募する企業を見つけるのがおすすめです。資格取得支援制度も充実いるので、働きながらスキルアップしていきやすい環境が整っています。
この記事では、介護職の魅力や就職する方法、面接対策について紹介します。
介護業界の離職率や平均給与は年々良くなっている
介護報酬改定や業界努力によって介護業界の離職率は低くなり、介護職員の平均年収は右肩上がりです。
厚生労働省が調査した平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果によると、無資格者でも281万円の給与がでています。
給与をあげていくなら介護資格を取得していく必要はありますが、資格取得とともにできる業務も増えていきます。
ブラック企業に入社するより介護施設のほうがよっぽど良い
まともな介護施設なら週に2日は休めますし、サービス残業だってほとんどありません。
1年離職率が25%を超えているような飲食業界を選ぶよりも、介護業界を選んだ方が正社員として長く働きやすいです。
30代フリーターなら「就職できそうだから」という気持ちで介護業界に入るのもあり
「就職できそうだから…」という気持ちで介護業界を検討している方に「やめておけ」という方は多いです。
しかし筆者はそうは思いません。30代がフリーター生活を続けることこそジリ貧だからです。30歳になった時から就職活動は厳しくなりましたが、40歳になったらさらに厳しくなってしまいます。
正社員になるか迷いながらアルバイトを続けるよりは、採用されやすい介護業界で正社員になったほうがよいでしょう。
派遣会社や転職エージェントを利用すれば職場見学してから応募するかどうか決められます。離職率や残業時間も知ることができるため、「入社してみたらブラック施設だった…」というトラブルが少ないです。
応募前に面接対策だけはやっておくべき
介護施設の多くが人手不足とはいえ、履歴書さえ出せば採用決定というわけではありません。面接がうまくいかなければ不採用になります。
介護施設に応募したものの
「何社か応募してみたけれど面接で不採用になってしまう…」
「どこが悪くて不採用なのかがわからない…」
と悩んでいるかたは多いです。
介護専門の就職支援を行っているキャリアアドバイザーに頼ってみるのをおすすめします。一般的な面接対策の基本から模擬面接まで行ってくれるので、自分では気付かなかった悪い癖を直せます。