この記事では株式会社ジェイックが運営している「就職カレッジ」への参加を考えている方に向けて、研修の流れや参加者について解説しています。
就職カレッジの流れ
就職カレッジは下記のような流れで行われます。
- 無料説明会
- 7日間の就活講座(飛び込み営業あり)
- 集団面接
- 個別面接
1.無料説明会&個別カウンセリング
就職カレッジに参加するには、まず無料の説明会に参加します。
説明会では就職カレッジの案内や就職活動のための基礎知識を聞き、その後にキャリアコンサルタントとの個別カウンセリングが行われます。
個別カウンセリングで就職カレッジに強引に参加させられることはなく、むしろ本当に参加して続けられるかどうかの確認の意味合いが強いです。スケジュールが組めない場合などは参加できません。
なお、ジェイック就職カレッジの研修に参加する時はリクルートスーツ着用しますが、無料説明会は私服参加で問題ありません。
2.7日間の就活講座
参加者の多くは大学卒業後にフリーターをしている人や、前職を早期退職した第二新卒者、大学中退された方が中心で、年齢層は23~26歳が中心です
就活講座は主に下記の3つがメインです。
- 社会人としての心構えや基礎的な仕事の仕方(電話応対、挨拶の練習、名刺の渡し方など)
- 自己分析、履歴書の書き方、面接対策
- 飛び込み営業
飛び込み営業について
就職カレッジの肝が飛び込み営業です。担当エリアでアンケート調査をする営業です。(以前は600円の本を販売していましたが現在は終了しました)
受講者自身が目標を設定するのでノルマはありません。ただし訪問件数が少なければ研修が打ち切られることもあります。
飛び込み先の企業の受付から断られることもありますが、ここは集団面接に参加するためだと割り切るのが良いでしょう。
3.集団面接
7日間の研修を終えると、ジェイックが紹介している企業との集団面接会に参加できます。
集団面接会に来る企業は不動産建築関係、広告代理店、メーカー、商社など20社ほどです。
面接前にジェイックのキャリアコンサルタントから会社の社風・仕事内容・労働時間・上司になる人の人柄などは伝えられます。
とはいえ、飛び込み終了後から集団面接までに時間がありませんから、満足いく企業研究はできません。人事担当者の感じから判断しましょう。
中にはブラック色が強そうな企業だと感じることもありますが、ここでの面接も練習と思ってやれば良いですし、気に入らなければ全部断って良いです。
4.個別面接
集団面接会だけで採用がきまるわけではなく、その後に企業との個別面接が行われます。面接を担当するのは企業の社長や人事部長です。
ここで1社以上の内定取れるのが全体の80%です。
就職カレッジのメリットや注意点は?
就職カレッジの最大のメリットは『企業向けの研修プログラムをフリーターが受けられる』ことでしょう。
飛び込み営業をする機会なんてありませんから、度胸付けのつもりで参加するのが良いかと思います。
注意して欲しいのは、就職カレッジへの参加費は無料とはいえ、懇親会の参加費や面接交通費などで1万円前後かかってしまうことです。