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フリーターと正社員の違いは何?それぞれのメリットについて

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正社員で働くにも、フリーターで働くにもそれぞれメリットがありますが、どんな違いがあるのでしょうか?

もっとも大きなものとして「給与』がありますが、社会生活上にも違いが出ています。このページでは、フリーターと正社員の違いをみていきましょう。

給与・年収の違い

最も大きなものが給与です。特に昇給とボーナスが違います。

フリーターと正社員の年収をみてみると、大卒25歳~29歳男性の正社員の平均年収は約350万円、フリーターの平均年収は約150万円です。

退職金制度や厚生年金による定年退職後の収入もありますから、年収以外にも大きな差がでます。

年間給与の差も広がりつつあります

国税庁の民間給与実態統計調査によると、2016年に受け取った平均給与の差は315万円で、4年連続で差が広がっています。

正規の平均給与が487万円に対し、非正規は172万円です。正規と非正規を分けて統計を取り始めた12年は、差が300万円でした。

参考:民間給与実態統計調査|統計情報|国税庁

人件費の考え方の違い

企業にとってフリーターはあくまでも短期雇用、正社員は長期雇用です。

フリーターの人件費は単純な作業を行わせるための経費です。ですから、景気が良い時には問題ありませんが、悪い時には削減する必要があります。給与以外にお金を払って教育させるということはありません。

一方、正社員の人件費は自社を伸ばしていくための投資費用です。給与を支払うだけでなく、セミナーや交流会に参加させて人脈やスキルを身に付けさせています。

正社員は長く勤めることを前提に雇っていますから、企業にとってスキルを身に付けさせる甲斐があるのです。

正社員の福利厚生について

フリーターでも正社員でも社会保険や厚生年金、雇用保険などの福利厚生制度が受けられます。(フリーターの場合は条件を満たした場合に限ります。)

正社員のみの福利厚生としては、住宅補助(家賃補助)、家族補助、健康診断、退職金、財形貯蓄制度、保養施設の利用などがあります。

この中でも私が大きいなと思ったのが家賃補助でした。毎月10万円までの家賃を会社が補助する(※)というもので、給与以外に支払われます。

基本的にフリーターの場合はこのような恩恵を受けられないので、給与の額面以上に生活が違ってきます。

※追記:私が就職した会社の例です

仕事における責任の大きさ

正社員は責任の大きな仕事を任せられる場合が多いです。この理由の一つが、正社員は長期間働くことを前提に雇っているからです。

大きな問題が起きたら対処できるまで自宅に帰らないということもありますし、社外の人間に頭を下げることだってあります。この手の仕事は『いつ辞めてもおかしくない』という人間に任せることはできません。

一方、アルバイトは責任が問われない(ミスしても大きな問題とならない)末端の仕事をします。任せられるのはミスしても大きな問題とはならないので、フリーターの方が気楽に仕事をできるというメリットがあります。

休日の違い

正社員はフルタイム雇用が基本ですから、フリーターとは違って休日に融通が効きません。自由な時間を確保しやすいのはフリーターのメリットですね。

『アルバイトのWワークで忙しいからスキルを身に付けられない』というフリーターさんもいますが、これは勿体ないなと思います。

社会的な信用

フリーターの方が気楽です。でも、正社員の方が安定します。給料や福利厚生などだけでなく、なんといっても社会的信用が違います。

フリーターでは住宅ローンは借りられませんし、賃貸住宅を借りる時でさえ審査が難しいです。また、クレジットカードやマイカーローンの審査も通りにくいです。

たとえフリーターの方が手取り額が多いとしても、信用度は無条件で正社員が上です。

再就職・転職のしやすさの違い

フリーターを長く続けると再就職が難しいです。

フリーター期間が半年以内の場合、男性では約7割、女性では約6割が正社員になっているが、フリーター期間が3年を超える場合、正社員になれた男性は約6割、女性では約4割。
フリーター期間が長くなるほど、正社員への転換が難しくなる傾向にあります。

厚生労働省 フリーターの現状に関する若者への周知
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000105821.pdf

就職できそうという理由で飲食や販売を選択する方もいますが、その結果として3か月程度で辞めてしまうのは勿体ないです。

スキルが身に付かないだけでなく、転職回数が増えるために再就職が更に不利になってしまいます。

フリーターからの就職が得意なエージェント会社があります

フリーターからの正社員就職支援を得意としている会社としてハタラクティブやジェイックがあります。

特にハタラクティブは『20代で正社員経験のないフリーター』の就職支援が得意です。

ハタラクティブ利用者の9割が20代で、そのうち半数は正社員経験がありません。正社員成功率は80%を越えていますので、関東在住なら一度相談してみるのも一つの手だと思います。

関連:フリーターでも正社員就職が有利になるお勧めの就職支援サービス

20代フリーターにおすすめの転職エージェント

フリーターから正社員になるために無難かつ確実な方法が『フリーター専門のエージェント』を利用することです。

20代専門で運営しているエージェントはいくつもありますが、その中でも

  • 面接対策・書類対策の評価が高い
  • 紹介する企業へ訪問調査を行いブラック企業を排除している
  • フリーターの就職支援実績が豊富

これらの条件を満たしている人気の会社を紹介します。

ハタラクティブ

利用する人の9割が20代、そのうち半数は正社員経験なしという20代フリーター専門の人材紹介会社です。

対応エリアは首都圏を中心に規模を拡大しています。企業との繋がりが強く、ハタラクティブにしか求人を出していない企業も多いです。

1,000件以上ある未経験OKの求人のなかで9割は社内研修があるので、仕事への不安がある人でも安心して長く続けられます。

様々な職種を扱っており、営業職は求人全体の3割です。営業以外の職種(事務職や広報など)を探している方におすすめです。

いい就職ドットコム

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未経験者(or社会人経験無し)でも積極的に採用したい』と思っている企業の求人を沢山抱えており、少数採用や内定辞退による欠員補充など、一般的な就職サイトに掲載されない非公開求人が見つかります。

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