新卒時にあえて就職せずに既卒となったり、入社した会社を早くに辞めて第二新卒となって、長くフリーターを続けるケースは多いです。
特に増えているのが大学院を卒業してフリーター生活を送っているかたです。
中途採用では学歴よりも社会人経験を重視される
学歴が最も活きるのは新卒時の就職です。ある程度の年齢になって中途採用枠での就職を目指すと、学歴よりも職歴やスキルが重視されるようになります。
社会人経験のない高学歴フリーターよりも、高卒で5年働いている方のほうが社会人としてのスキルは高い場合が多いです。
当然ながら、就職が有利になりやすいのは『フリーター経験のみだが高学歴の28歳』よりも『高校卒業後に一貫して正社員として働いてきた28歳』です。
そこそこの学歴があっても「28歳です。社会人経験はありません。」みたいな人間は採用しにくいわけです。(※就職活動をしていた28歳当時の筆者の事です)
20代のうちにフリーターを抜け出すべき
職歴のないかたは、年齢が高くなるほど採用されにくくなります。大学院へと進学した高学歴の方ほど年齢も高いですし、フリーター期間が長くなれば更に年齢を重ねることになります。
フリーターである以上、生活はどうしても不安定です。キャリア形成はできませんし、収入アップも望めません。日々の生活資金に追われ、貯金できるだけの余裕がないことも多いでしょう。
アルバイトを続ければ続けるほど現実が厳しくなってしまいます。
あなた自身もフリーターが続いてしまっていることに対して『今のままでは良くない』と思っているはずです。だから、今すぐに正社員を目指しましょう。正社員経験がなくても20代なら就職できます。
能力を活かせる職場を探すには
あなたが高い能力を持っていても、それを活かせる会社が見つからなければ就職は決まりません。
フリーターの企業選びのポイントは『自分の特性にマッチした会社を選ぶこと』です。自分の能力や適性を活かせる職場なら定着率も高いです。
あなたの特性にあった会社を見つけるためには、エージェント(人材紹介会社)を使ってみることをお勧めします。フリーターからの正社員就職に特化した就職shop(リクルート)やJAIC(ジェイック)では専任のキャリアコンサルタントがつきます。
コンサルタントがあなた自身を客観的に見てアドバイスをしてくれますから『今のままでは良くないが、何をすべきか分からない』という方にもお勧めです。
※ジェイックで紹介されるのは営業職が中心です。営業以外の仕事を探すなら就職shopをおすすめします。