「ニートでもプログラマーになれる?未経験から正社員就職する方法を解説」「フリーターからプログラマーになるには?正社員就職を成功させる方法」でも紹介した通り、プログラマーやエンジニアはIT人材不足を背景に未経験採用が活発な職種です。とはいえ、「独学だけで挫折せずやり切れるか不安」「効率よく学んで早く就職したい」という方も多いはず。
この記事では、フリーター・ニート・無職の方でも利用しやすいプログラミングスクールを5校比較し、選び方のポイントとあわせて解説します。
この記事の要点
- 受講料が無料〜低価格で、就職前提のスクールも多数ある
- 未経験者・無職者へのサポート実績があるかどうかが選定の重要なポイント
- 「開発系(プログラミング)」か「インフラ系(ネットワーク・サーバー)」か、「就職直結型」か「本格的にスキルを積みたい人向け」かなど、目的に合わせて選ぶ必要がある
プログラミングスクール選びのポイント
受講料は無料か有料か
未経験者向けスクールの中には、就職先企業からの紹介料で運営費をまかなうことで、受講料を無料にしているところがあります。一方で、有料スクールでも「教育訓練給付金」の対象講座であれば、受講料の最大70〜80%が後日還元される制度を使える場合があります。収入が不安定なフリーター・ニートの方は、まず無料か給付金対象かを確認しておくと安心です。
就職・転職サポートの有無
スキルを身につけるだけでなく、応募書類の添削や面接対策、求人紹介までサポートしてくれるかどうかも重要です。正社員経験がない場合、選考の進め方に不安を感じやすいため、伴走してくれるアドバイザーの存在は大きな支えになります。
オンライン対応か通学が必要か
地方在住の方や、バイトとの両立を考えている方は、オンラインで完結できるかどうかも確認しておきましょう。通学が必須のスクールでは、上京支援を行っているところもあります。
未経験・無職者への理解があるか
スクールによっては、ニートや無職の期間があっても受け入れ実績が豊富なところがあります。相談時に「これまでの経歴をどう見られるか」を率直に聞いてみるのもおすすめです。
フリーター・ニート・無職におすすめのプログラミングスクール5選
| スクール名 | 受講料 | 学べる分野 | 対象年齢目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ネットビジョンアカデミー | 無料 | ネットワーク・インフラ(CCNA資格取得) | 19〜32歳 | 就職率98%・上京支援あり・最短2か月で就職 |
| ウズウズカレッジ(ウズカレIT) | 無料 | インフラ/開発/組込みエンジニア | 35歳以下 | 経産省認定講座・最短1か月で実務レベル |
| プログラマカレッジ | 無料 | Web開発(HTML/CSS、Java、PHP、Ruby、JavaScript等) | 20代中心 | 正社員就業率98.3%・平均内定数3.7社 |
| ランテック(RUNTEQ) | 657,000円(給付金で最大80%還元) | Web開発(Ruby/Ruby on Rails、JavaScript等) | 制限なし(本気度重視) | 1,000時間超の実践カリキュラム・自走力重視 |
| 侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER) | コースにより変動(給付金で最大70〜80%還元) | Web開発(Python、PHP、Java、Ruby等、多言語対応) | 制限なし | マンツーマン・オーダーメイドカリキュラム・転職成功率99% |
各校の特徴
ネットビジョンアカデミー
ネットビジョンアカデミーは、未経験から最短2か月でネットワークエンジニアへの就職を目指せるスクールです。受講料・テキスト代は完全無料で、就職先企業からの紹介料によって運営されています。
CCNA(ネットワーク関連資格)の取得を目指すカリキュラムが特徴で、合格率は95%以上とされています。講師は現役・元エンジニアが中心で、実機を使った研修を通じて実践的なスキルを身につけられます。
通学に加えオンライン受講にも対応しており、地方在住者向けに無料のシェアハウスを利用できる上京支援サポートもあります。対象年齢は19〜32歳が目安となっている点には注意しましょう。
「プログラミング」というより「ネットワーク・インフラ」寄りのスキルを学ぶスクールですが、IT未経験から挑戦できる職種の一つとして、プログラマーと合わせて検討する価値があります。
ウズウズカレッジ(ウズカレIT)
**ウズウズカレッジ(ウズカレIT)**は、未経験からIT職を目指す35歳以下を対象にしたオンラインスクールです。経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に認定されている講座で、受講料は無料。
基礎から学び、最短1か月で実務レベルのITスキルを習得できるカリキュラムが組まれています。eラーニングだけでなく、元ITエンジニアの講師による講義もあり、理解を深めやすい環境です。
コースは「インフラエンジニア」「開発エンジニア」「組込みエンジニア」の3つが用意されているため、自分の目指す方向性に合わせて選べます。10年以上にわたるITエンジニア育成・就業支援の実績があり、入会金・違約金なども一切かかりません。
プログラマカレッジ
プログラマカレッジは、未経験からエンジニア就職を目指せる、就職直結型の完全無料プログラミングスクールです。受講料・教材費に加え、資格取得費用もスクール側が負担してくれ、途中で辞めても違約金はかかりません。
HTML/CSS、Java、PHP、Ruby、JavaScript、MySQL、Git/GitHubなど、Web開発に必要な幅広い技術を学べる実践重視型のカリキュラムが特徴です。420時間の研修(平日5日×3か月)や夜間個別研修など、複数の受講スタイルに対応しています。
講師は全員が元エンジニアで、就職支援も手厚く、正社員就業率98.3%、平均内定数3.7社という実績があります。フリーター・ニートも受講可能ですが、地方在住の場合は首都圏での就職が前提となる点には留意しておきましょう。
ランテック(RUNTEQ)
**ランテック(RUNTEQ)**は、株式会社スタートアップテクノロジーが運営する、未経験からWebエンジニアを目指す人向けの実践型プログラミングスクールです。ここまで紹介した3校と異なり無料ではありませんが、教育訓練給付金の対象講座で、条件を満たせば受講料の最大80%が還元されます。
最大の特徴は1,000時間を超えるボリュームのカリキュラムです。HTML/CSS、JavaScript、Ruby/Ruby on Railsなどを使ったWebアプリ開発を、基礎から応用へ段階的に学べる構成になっており、最短9か月かけてじっくりスキルを積み上げます。「自走できるエンジニア」になることを目標に据えており、講師への質疑応答やレビュー対応も受けられます。
口コミ評価は高く、「本気で未経験からプログラミングを勉強したい人向け」という声が多い一方、学習量が多いため、熱意が低いと挫折しやすいという指摘もあります。短期間・低コストより「本格的に実力をつけたい」フリーター・ニートの方に向いているスクールです。
侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER)
**侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER)**は、2013年開校の老舗プログラミングスクールで、専任講師によるマンツーマンレッスンに特化しているのが最大の特徴です。受講者の90%が未経験者ながら、転職成功率99%という実績があります。
一人ひとりの目標に合わせたオーダーメイドカリキュラムが組まれ、Python、PHP、Java、Ruby、React.jsなど幅広い言語に対応しています。レッスンは原則週1回60分ですが、自習期間中も学習管理システムの掲示板でいつでも講師に質問できるため、バイトと両立しながらでも進めやすい仕組みです。
コースの中には、万が一転職できなかった場合に受講料が全額返金される「転職保証コース」もあります。また経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」対象コースを利用すれば、最大70〜80%の給付金還元も受けられます。料金はコースによって変動するため、まずは無料カウンセリングで自分に合ったプランを相談するのがおすすめです。
スクール選びで失敗しないための注意点
- 「無料」の条件をよく確認する:無料スクールの多くは、卒業後に紹介された求人へ応募することが前提となっているケースがあります。就職先の業界やエリアに希望がある場合は、事前に確認しておきましょう。
- 学びたい分野を明確にする:「Web開発(プログラマー)」を目指すのか「ネットワーク・インフラエンジニア」を目指すのかで、選ぶべきスクールが変わります。求人の探しやすさにも関わるため、目指す職種を先に決めておくのがおすすめです。
- 「早く就職したい」か「じっくり実力をつけたい」かで選ぶ:ネットビジョンアカデミーやプログラマカレッジのように最短1〜3か月で就職を目指すスクールもあれば、ランテックのように1,000時間規模でじっくり学ぶスクールもあります。自分の状況(生活費の余裕、学習に充てられる期間)に合わせて選びましょう。
- 無料相談・カウンセリングを複数比較する:スクールによってサポートの手厚さや雰囲気は異なります。1校だけで決めず、気になる2〜3校のカウンセリングを受けてから選ぶと、ミスマッチを防ぎやすくなります。
まとめ
フリーター・ニート・無職からプログラマーやエンジニアを目指す場合、独学だけでなくスクールを活用することで、学習の挫折を防ぎながら効率的にスキルを身につけられます。
今回紹介した5校は、「無料で最短就職」タイプ(ネットビジョンアカデミー、ウズウズカレッジ、プログラマカレッジ)と、「給付金を活用しながら本格的に学ぶ」タイプ(ランテック、侍エンジニア)に分かれます。自分の状況や目指す働き方に合わせて、まずは気になるスクールの無料相談・カウンセリングから一歩を踏み出してみてください。


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