派遣社員として働いている人の半分くらいはあえて派遣を選んでいますが、もう半分は正社員になりたいと考えています。
正社員になるケースは次の2通りです。
[su_note note_color="#ffffe3"]・正社員を募集している別の企業へ転職する
・派遣先に正社員として入社する[/su_note]
多くの方が希望しているのは『派遣先に正社員として入社する』というケースです。しかし、派遣は派遣で終了してしまうケースが多いのが実情です。
会社が派遣社員を使うメリットとは
派遣社員を使うメリットは有期の雇用が可能であることと、コストの削減です。
正社員の人件費が「固定費」ですが、派遣社員の人件費は「流動費」です。保険関連の費用は派遣会社が負担するので、正社員を雇用した時によりも総額を安くすることが可能です。
派遣先から正社員採用の打診がある人の特徴
派遣先から採用を打診される方は次の2つの特徴があります。
[su_note note_color="#ffffe3"]・長く勤務する意欲がある
・優秀なスタッフである[/su_note]
派遣を正社員として雇うと人件費が高くなってしまいますが、優秀なスタッフなら高い人件費を払うだけの価値があるということです。
しかし、それまで安く雇ってきたスタッフに人件費をかけるわけですから、企業にとっても難しい選択肢です。
派遣会社が言う「正社員登用あり」って本当?
派遣開始時にはたいてい「将来的には正社員登用もありうる」という話を聞いているはずです。
しかし、残念ながら正社員登用の可能性は低いです。なぜ企業が派遣社員を使うのかを考えれば分かると思います。
「正社員登用あり」は派遣社員を繋ぎ止めるための餌にすぎません。
派遣社員として働いている人の半分は正社員になりたいと考えていますから、正社員登用の可能性を話す事で長く繋ぎ止めることができるのです。
正社員が欲しければ最初から正社員を募集する
派遣社員という立場の方が別の企業で正社員になるのは難しくありませんが、今の派遣先で正社員になるのは非常に難しいです。
やはりスタンダードに「正社員募集」と明記してあるところを探して転職活動をするのが良いと思います。
もしくは、将来的に正社員となることを前提にする『紹介予定派遣』で働くのが良いでしょう。
正社員が欲しい企業は、最初から正社員として雇うことを前提に募集しているのです。
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