フリーターが就職しやすい代表的な職種が『営業』です。正社員になっている人の3~4割が営業職で内定獲得しています。
営業の仕事は、自社製品のよさをアピールして購入してもらうことです。会社とお客さんを直接つなげるポジションですから、営業がいなければどこの会社も運営していけません。需要がなくなることはないので、常に募集されています。
はっきり言って営業職はキツイ職場が多いです。しかし、営業職の技術は「モノを売る」ことですから、一生モノのスキルを身に付けることができます。
営業職は大きく分けて「法人営業」と「個人営業」の2種類
営業は大きく分けて「法人営業」と「個人営業」の2種類があります。
法人営業は、企業や官公庁などに対する営業です。扱う商品の規模が大きく、取引金額がとても大きくなる傾向があります。
個人営業は、個人客向けの営業です。体力面で負担が大きい傾向があります。
この中でも、営業の目的が新規開拓か既存かに分かれます。
新規開拓営業と既存営業(ルート営業)
新規開拓営業は、名前の通り新しいお客さんを獲得するのが仕事です。プレゼンテーション能力が重要です。個人一人一人の能力で大きく成果が変わる特徴があります。
既存営業(ルート営業)は、すでに獲得している顧客に対して行う営業です。お客さんとの親密な関係性を継続して、潜在的なニーズを見つける能力が求められます。
営業職のメリットとデメリットについて
メリット
- 自分の成果が給料に反映されやすい
- 一生役に立つ「モノを売る」という技術が身に付く
- 幅広い知識や経験が転職時に重宝される
- コミュニケーション能力は高くなる
- 人脈が広がる
- 実績さえ残せば出世が早い傾向がある
デメリット
- 成果を出せなければ会社にいる意味がない
新規営業を担当している営業マンは、売れなければ本当に悲惨です。
営業職に応募する前の3つの注意点(ブラック企業を避ける方法)
未経験で営業職につくなら、会社からのバックアップがあった方が絶対に良いです。
「売れない原因は分からないけれど、会社に相談できる人がいない」という理由で、せっかく就職できた会社を辞めてしまう人は少なくありません。
特に投資用不動産の飛び込み営業は、1年以内の離職率が8割を越えている会社もあります。
営業職を探すなら
- 会社に未経験者を育てようという方針がある
- 違法な労働をさせていない
- サービス残業がそんなに多くない
この3つを重視して就職活動をすすめるべきです。
そこで利用して欲しいのがフリーター向けの転職エージェントです。
ジェイックやハタラクティブや就職ショップは求人企業へ実際に足を運び、現場レベルでの取材をしたうえで求職者に紹介しています。