紹介予定派遣って実際どうなの?求職者と企業にとってのメリットとデメリットとは

派遣で働く人の中にはあえて派遣社員として働いている人もいますが、半数以上の方は将来的に正社員で働けることを希望しています。

実際に『紹介予定派遣』で正社員になれるのでしょうか?そして、その注意点はなんでしょうか?

フリーターから正社員になりやすい『紹介予定派遣』という雇用形態のメリットとデメリットを解説します。

紹介予定派遣とは

紹介予定派遣とは、派遣スタッフとして一定の期間就業した後に、あらためて正社員として雇用される仕組みのことです。

派遣スタッフと派遣先企業の双方のお試し期間として派遣の期間を設けており、双方の合意がなければ雇用関係は結ばれません。

お試し期間は3か月から6か月で設定している企業が多いです。

紹介予定派遣のメリット

紹介予定派遣の特徴は、派遣として働いている期間中にに「その会社が自分に合っているかどうか」を見極めることができるところです。

実際に働いてみなければ人間関係や仕事内容を深く知ることはできません。実際に企業で働いたうえで正社員を目指せるため、入社後のギャップを防ぐことができるのです。

企業側としても実際に働いてもらうことで、あまりにも自分の会社に合わない人材を雇ってしまうことを防ぐことができます。

直接雇用までのハードルが低い

一般的な正社員採用試験と比べてハードルが低いです。

転職エージェントのエン・ジャパンのアンケートによると、紹介予定派遣で就業したことのある方のうち86%が派遣期間終了後に直接雇用へと切り替わっています。
参考:紹介予定派遣の実際

紹介予定派遣では通常の派遣では禁止されている事前面接が認められているので書類選考と面接が必須ですが、一般的な正社員採用試験と比べて回数も少ないです。

周囲の扱いが「派遣社員さん」ではない

直接雇用を前提としているので一緒に働くスタッフが『派遣社員さん』という扱い方をせず同等の立場で接してきます。(もちろん企業によって例外はあります)

正社員同様の仕事を任せられますから、仕事内容に興味があってやりがいを求めている方には最大のメリットかもしれません。

厚生労働省の若者キャリア応援制度について

紹介予定派遣には厚生労働省や東京都・大阪府などの自治体がバックアップする制度も多く存在します。2016年現在最も大きな規模の支援制度のが「紹介予定派遣活用型正社員就職応援事業(若者キャリア応援制度)」です。

若者キャリア応援制度の対象者は以下のいずれかに該当される方です。

・正社員としての就業経験が通算2年未満の方
・大学等を卒業する方のうち、正社員就職前に一定の基礎研修や就労体験が必要な方

参考:「紹介予定派遣活用型正社員就職応援」事業(通称:若者キャリア応援制度)実施要領(厚生労働省)

第二新卒と言われる26歳くらいまでの年齢の方が特に有利な制度です。

若者キャリア応援制度を使った場合でも、3カ月の派遣期間後に合意のもとで正社員として就職します。スタート前に正社員就職に向けた基礎研修を受講できる上に、この制度を使えばその費用はかかりません。

紹介予定派遣を考えている方には是非とも使って欲しい支援制度です。

紹介予定派遣のデメリット

良いことばかりに見える紹介予定派遣ですが、デメリットも一応あります。

必ず入社できるわけではない

デメリットというよりも特徴と言った方が正しいかもしれませんが、紹介予定派遣は必ず入社できるわけではありません。

紹介予定派遣は企業と求職者の双方の合意の上で直接雇用となる制度です。ですから企業側が断れば正社員になることはできません。

ただし、直接雇用を前提としているために、3か月の派遣期間が終了後は正社員となるケースが6割以上を占めています。正社員にならない場合でも求職者側が断るケースが多いです。

必ず正社員とは限らない

「紹介予定派遣=正社員になる」と思っている方もいますが、必ず正社員になるとは限りません。

直接雇用になるのは間違いありませんが、契約社員などの場合もあります。派遣期間スタート時に雇用形態は決まっていますから、紹介された時に正社員かどうかを確認しておきましょう。

通常の派遣よりも就業のハードルが高い

紹介予定派遣では通常の派遣では禁止されている事前面接が認められています。

企業側が履歴書・職務経歴書を見て面接することができますから、通常の派遣よりもずっと慎重に人を選んで働いてもらうのです。

だからこそ精度の高いマッチングを実現できる

紹介予定派遣は派遣期間中に双方が見極めを出来る制度です。

3か月~6か月の派遣期間中、企業は貴方の仕事振りを徹底的に観察できますし、貴方は社内の雰囲気を徹底的に知ることができます。

デメリットはありますが、それだけに直接雇用が成立した場合はお互いに満足のいく精度の高いマッチングを実現できるのです。

紹介予定派遣求人を多く持っている人材サービス会社

まだまだ求人数の少ない紹介予定派遣ですが、その中でも比較的多くの件数を抱えているのがリクルートスタッフィングハタラクティブハケンです。

リクルートスタッフィング

紹介予定派遣からの正社員就職でどこか一社登録するならリクルートスタッフィングをお勧めします。

リクルートは人材会社としての長い実績がありますし、とにかく求人数が豊富でキャリアアドバイザーも優秀です。

一定の条件を満たせばリクルート健康保険組合への加入ができるなど、リクルートグループらしい手厚い福利厚生が受けられます。


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ハタラクティブハケン

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一度お試しで働けるメリットは大きいです。是非検討してみてください。

2016/12/16