第二新卒の転職先では営業以外に就こうと思っている人は多いです。しかし「営業以外」で仕事を探すと、ミスマッチが起こってしまうケースがあります。
このページでは
- 「営業以外」というネガティブな考えで転職すると危険な理由
- 営業職以外を見つける方法
この２つについて紹介します。
「営業以外なら何でもいい」と転職するのは危険
転職活動がはじめてのかたや、事務職希望の女性に多いのが「営業以外ならなんでもよい」という考え方です。
ひとことに営業職といっても、業種や企業ごとに仕事の進め方は大きく異なってきます。
営業のスタイルには一つだけではなく、既存営業と新規開拓営業、個人営業と法人営業、飛び込み営業と内勤営業など、顧客や商材によってさまざまです。
しかし「はじめて働いた会社の営業職≒世の中の営業職」と思っている人が多いです。
「一日中電話をかけるテレアポ営業がいやだ」
「飛び込み営業で断られるのがいやだ」
希望通りに営業以外の職種に就けたのに「思っていた仕事ではなかった」とミスマッチが起こってしまう可能性があります。
転職の希望で「営業職以外なら…」と思う理由とは？
営業職を苦手に思っているかたは次のような考えを持っています。
- ノルマに追われるのがつらい
- セールストークが苦手
- 長時間の残業をしたくない
- スケジュール調整が苦手
- 売りたい商品が見つからない
- 人間関係をうまく築くのが苦手
ほとんどの問題は会社選びの段階でクリアできます。
他人とコミュニケーションを取るのが極端に苦手なら営業職に向いていませんが、扱う商材や顧客層をしっかりと見極めれば、営業の仕事を楽しんで行えるようになることはあります。
自分なりになぜ『営業がいやなのか』を明確にするのが最初の関門です。
営業職が向いてない人
次のようなタイプの人は営業職に向いていません。
- コミュニケーションを取るのが苦手
- 自社のミスなのに頭を下げることができない
- ストレス耐性が低くて落ち込みやすい
- 基本的には残業を一切したくない
一つでも当てはまるなら営業職以外を見つけることをおすすめします。
未経験でも就きやすい営業職以外の仕事はどんなものがある？
第二新卒者が採用されやすい仕事をあげてみました。
- 事務職（一般事務・経理事務・秘書）
- 企画・広報
- コールセンターのオペレータ
- 小売・飲食店の店舗管理や店長職種
- 学習塾の教室長
- 介護施設の職員
販売職は対人スキルが大切なので営業職に近い側面もありますが、未経験者でも採用されやすいのはこの辺りでしょう。
第二新卒で営業以外の仕事を見つける方法
第二新卒者の転職でもっとも大切なのは「転職先でミスマッチが起こってしまうリスクを下げる」ことです。
そのためには自分が希望する転職先を明確にして、企業研究をしっかりと行いましょう。
おすすめは転職エージェントを活用することです。企業の職場環境や離職率、扱っている商材や取引先まで詳しく聞くことができます。
